「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」

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「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」
やっぱり楽しいウディ・アレン作品。
ウディ・アレンはNYが似合う。
この恋愛パターンは毎回同じだが
ウディ・アレンの魔法にかかると新鮮になるから不思議。
どうみても吉本新喜劇、
それと同じようにいつ観てもおもしろい。
80歳はゆうに超えているウディアレンだが
演出は相変わらずおしゃれ。
毎回、自分を投影した問題男がいる。
必ず女に振り回される。
今回もそうなってる。
ギャツビー(ティモシー・シャラメ)は
名前からしてもセレブな感じで、
お金持ちの息子で頭もいい。
だが厳格な両親への反発からNY名門大学を中退し
地方の二流大学に通っているようだ。
でも学校に通う理由は、美人なGFアシュレー
(エル・ファニング)がいるから。
今売り出し中のティモシーシャラメがいい。
「ストーリーオブマイライフ」では
やや軟弱系男子だったが
今回もそんなナイーブな大学生が似合ってる。
対するのは、すっかり大人になって綺麗になったが
ちょっと太りだしたエル・ファニング。
「パーティで女の子に話しかけるには」の時は
キラキラするような可愛さがあって
エルたんとも呼ばれるほど。
でも成長してちょっとふっくらしてきたぞ。
初めてのnyお泊まりデートだったが
お約束のドタバタが始まる。
NYなのでウディアレンの本領発揮ということで
パーティやセレブの集まりがある。
映画関係者なので、自分を投影してる人物もいる。
たしか、何年か前にはハリウッドを追い出され
ヨーロッパに行っている。
そこでも傑作を撮ってるのはさすが。
脇役も贅沢。
偏屈な監督にリーブ・シュライバー
脚本家にジュード・ロウ。
その奥さんにレベッカ・ホールがチラと出てくる。
人気俳優にディエゴ・ルナなど。
そして幼馴染の女の子にセリ−ナ・ゴメス、
「デッドドントダイ」にも出てたゴメスが
今回、いい個性的な役をやっている。
こういうズケズケ言うけど飾らない子はいいね。
ギャツビーが気になっていくのもわかる。
今の日本のように、NYも雨、
そのうっとおしい雨が効果的に使われて、
お互いの気持ちのすれ違いをうまく表す。
NYの雨は絵になるけど、
このところの日本の雨はシャレにならんし長すぎる。

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あらすじネタバレ


































ギャツビーはニューヨークの裕福な家庭に育った。
しかし両親の期待が大きいため反発。
文化人気取りの母の勧めでアイビーリーグに進学するが
退学し、ペンシルバニア州の小さなヤードレー大学に
通っていた。
技術系に興味があるギャツビーだが
特に将来を考えておらず
ギャンブルとピアノに才能を発揮していた。
大学に通うのは美人のGFアシュレーがいるから。
彼女とは結婚さえ考えているようだった。
アシュレーはアリゾナの銀行経営者の娘で、
将来ジャーナリストをめざしており
大学の新聞で取材記者もしていた。
ある日、アシュレーは有名な映画監督の
ローランド・ポラードにインタビューする機会を得た。
それも、憧れのニューヨークでだった。
NYジモチーのギャツビーはポーカーで大金を手にしたので
アシュレーのためにゴージャスな週末お泊まり計画をする。
その週末には両親が主催する社交パーティがあり
乗り気でないギャツビーだったが、内緒でNYへバスで向かう。
ホテルに到着するが、さっそくアシュレーは取材に出かける。
1時間ほどの取材なのでランチには間に合うという。
ソーホーのウースターホテルでポラード監督と会うアシュレー。
映画好きなアシュレーは緊張しながらも
好きな監督に黒澤を挙げるなど監督と盛り上がる。
そんなアシュレーの純粋な魅力に好意を持ったポラードは、
最新監督作を降板したいという、スクープを話す。
インタビューが終わると内密の試写会に招待される。
そこには有名な脚本家テッド・ダヴィドフもいるという。
またまた舞い上がったアシュレーはギャツビーに電話をする。
ドタキャンされたギャツビーは、ふてくされながら
ニューヨークの街を歩いていると、旧友に出会う。
彼から、グリニッジ・ヴィレッジで学生映画を
撮影中の親友のことを聞く。
そこに行くと、エキストラ出演することになる。
相手は元カノの妹チャンだった。
久しぶりで会ったチャンは魅力的な女性になっていた。
エキストラといえど、車の中でのチャンとのキスシーンだった。
その時、雨が降り出す。
一方、ポラード監督の新作試写に参加したアシュレー。
作品を気に入ったアシュレーに対し、
ポラード監督は作品の出来に納得できず途中で席を立つ。
観終わってから、雨の中テッドの車でボラード監督を探しに行く。
そんなとき、街角でテッドの妻コニーの浮気現場を目にする。
口論をし始める夫妻、テッドはアシュレーに
撮影スタジオに行ってボラードを探すように頼む。
 大雨になった街角でタクシーを呼び止めるギャツビー、
そのとき偶然チャンが反対側から乗り込んできた。
タクシーの中で話し合う二人、
セントラルパークの時計の話もする。
そしてアシュレーに電話をするも、
立て込んでいるからと切られてしまう。
またドタキャンで美術館巡りもダメになったため
チャンを誘ってみる。
言いたいことを言ってくるチャンに辟易しながらも
一緒にいるとなぜか気が合いそうなギャツビー。
少女の頃、チャンは実はギャツビーに夢中だったと告げる。
訪れたメトロポリタン美術館で親戚に出くわしたギャツビー、
これでNYを訪れていることが両親の耳にも入り、
行きたくもないパーティに行くことになった。
 スタジオにたどり着いたアシュレーは
人気俳優でプレイボーイのフランシスコ・ヴェガに会う。
ヴェガからディナーに誘われ、またも舞い上がるアシュレー。
部屋から出るとフアンやマスコミに囲まれる。
レストランを出た2人はヴェガの自宅へ行く。
 ギャツビーは兄ハンターを訪ねる。
兄は近く婚約者との結婚式を控えていたが
その彼女の笑い声が気に入らないといい、
結婚をためらっていた。
そのあと、兄の紹介でポーカー会場にいく。
カモが来たと思うメンツだったが、ギャツビーは腕が立つ。
ホテルに戻ったギャツビーはポケットから大量の札束を放り出す。
その時、テレビでヴェガの新恋人が
アシュレーだというショッキングなニュースを見る。
やけになったギャツビーはホテルのバーで一人飲んでいると
エスコートガールのテリーに声をかけられる。
「500ドルでいいわよ、高い?」
「5000ドル出す、1万5000ドル勝ったから」
アシュレーということでパーティに出て欲しいという。
賑やかなパーティにはテリーも華やいでいた。
しかし、テリーがコールガールということを見抜いた母は
ギャツビーを別室に呼ぶ。
「恥をかかせたわね」
ギャツビーもこれまでの鬱積を吐き出すようにいう。
すると、母は自らの驚愕の過去を話す。
実は、母もエスコートガールの過去を持ち、
客として出会った父と恋に落ちたとのこと。
ギャツビーが闇に惹かれるのは自分の遺伝子を
受け継いでいるからだと。
母の告白に、ギャツビーは嫌うどころか誇りに感じる。
自分に正直であれ。
そのころ、アシュレーはヴェガの部屋で服を脱がされていた。
そこに、旅行に行ってるはずのヴェガの妻が戻ってきた。
あわてて裏口から下着姿にコートを羽織って逃げ出すアシュレー。
ホテルに戻らないで会場に行くアシュレー。
ひとりピアノを弾いているギャツビーに近寄る
濡れネズミのアシュレー。
「コートを脱げば」
「何も着てないのよ」
ニューヨーク最後の日。
ギャツビーとアシュレーはやっと二人だけのデートが出来た。
馬車でセントラルパークを散歩していると
突然ギャツビーが馬車を降りる。
「ひとりで戻ってほしい」
「君は自然の太陽が似合い、僕はスモッグのここがいい」
唖然とするアシュレーだったが、なぜか馬車を降りない。
雨が降ってきたので急ぐように御者に言う。
雨の中、セントラルパークの時計台の前にいるギャツビー。
「いると思った」
現れたのはチャンだった。
2人は熱いキスを交わす。


監督:ウディ・アレン

ギャツビー・ウェルズ(ティモシー・シャラメ)
アシュレー・エンライト(エル・ファニング)
チャン・ティレル(セレーナ・ゴメス)
テッド・ダヴィドフ(ジュード・ロウ)
フランシスコ・ヴェガ(ディエゴ・ルナ)
ローランド・ポラード(リーヴ・シュレイバー)
リリー(アナリー・アシュフォード)
コニー・ダヴィドフ(レベッカ・ホール)
ギャツビーの母(チェリー・ジョーンズ)
ハンター・ウェルズ(ウィル・ロジャース)
テリー(ケリー・ロールバッハ)
ティファニー(スキ・ウォーターハウス)
ジョシュ・ルーミス(グリフィン・ニューマン)

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この記事へのコメント

2020年07月18日 09:00
<日本の雨はシャレにならんし長すぎる

御意!
特に今年は長いし、NYと違って全く絵になりません(涙)
ドラゴン
2020年07月18日 11:08
太陽を忘れそう。
2020年07月19日 18:05
今日は、予想が大ハズレでよかったですね(関東でして... 違ったらごめんなさい)