「ワールドエンド」

ワールド0エンド.jpg

「ワールドエンド」
イオンシネマ大宮で観る。
ここにきたのは久しぶりだが、このご時世でガラガラ。
それでも消毒検温としっかりしてる。
この作品はロシア映画なのか、
メジャーなところでは上映していない。
都内では渋谷くらいでしかやっていない。
ロシアのSF作品とくれば最近富におもしろい。
近く「アンチグラビティ」というSF作品も公開される。
先の「Tー34」はSFではないがそれっぽいアクションで
VFXの出来もすばらしく、まだ上映している人気。
そのスタッフも参加してるらしいこの作品。
すごすぎる。
でかいスクリーンだったのでど迫力。
おまけに観客は自分一人だったので独占上映会と気分がいい。
内容はありきたりになったエイリアン侵略ものだが
そこはロシア作品なのでハリウッドのとはテイストが違う。
とにかくリアルで、軍の協力もあってか重厚。
最新兵器も続々登場、ロシア版オスプレイも出てくる。
ユニフォームもかっこいい。
 近未来のモスクワ、
そこはまるで「ブレードランナー」に似た世界だ。
車は一部飛んでるし、ビル群も煌びやかで上海っぽい。
冒頭は軍の敵襲に向けた行動から始まる。
ポイントレザーの赤が印象的。
そしてコンコルドっぽい飛行機のシーン。
世界がブラックアウトになる。
原題が「ブラックアウト」なので
邦題の「ワールドエンド」はいただけない。
「ワールドエンド」だとイギリスの呑んべい映画
「ワールドエンド酔っ払いが世界を救う」になってしまう。
この作品もエイリアンものだったな。
物語はいろいろ話が飛ぶので、観てる方は混乱。
なかなか核心が見えてこないのももどかしい。
SFものなのに、余計な人物描写をするのでややこしい。
老人問題など特段ストーリーに関係ないし、妙な恋愛も不要。
こういうところをカットすればもっとわかりやすい。
それよりもお互いの人間関係をもっと描けば、
彼らの関係や行動がよりクリアになった。
だいたい主人公が誰だかよくわからない。
多分ユーラ(ピョートル・フヨドロフ)だろうが、
ちょっとコリン・ファレルに似てるけど活躍がいまいち、
この辺りはもっとハリウッドを意識して欲しいね。
2時間半の内容は枝葉を切れば、
2時間弱でももっとまとまった。
編集が良くないのかな。
でも戦闘シーンはさすがにど迫力。
後半のとんでもない激闘は恐ろしい。
「ワールドウォーZ」のよう。
エイリアンに奴隷にされた人類はゾンビのようだ。
エイリアンの目的は後半にわかってくるのだが
この展開は今までにない話で新鮮。
ここは映像で描いてほしかった。
ちょっと「エイリアンコヴェナント」にも似てるかな。
人類の歴史を覆すような内容はスケールがでかい。
さすがにロシアだけある。
世界が滅びても、ロシアは生き残った。
でも単に、月の陰で助かったというようなことも言ってた。
それはともかく、アメリカやイギリスなどと違う
世界観や宗教観もあるのか、
ロシア大国の威厳さえ感じる作品になっている。
肝心のエイリアンが「サイン」のようなのでちょっとがっかり。
単に口元が違うだけでは驚きがない。
今の時期、マスクしてればわからない。
ラストこうなるとは思わなかったが、
なにか続編ありきのように思える。








ワールド.jpg


あらすじネタバレ


































近未来のロシア。
突然、ブラックアウトが起こった。
モスクワからも全世界との通信が途絶えてしまう。
この事態にロシア軍特殊部隊スペツナズが事態の調査を始める。
 スペツナズでありながらタクシー運転手をしている
ユーラはバーから飛び出してきたカップルを助け、
イスラム主義者の地域に届ける。
その時の女、アレナとは再び出会い、ホテルで一夜を共にする。
じつはアレナは軍の衛生兵だった。
そんなときブラックアウトが起こった。
異変は宇宙空間から飛来した放射線によるもので、
ロシア西部だけが月の陰になって
「生存サークル」として被害を免れたらしい。
あるとき、スペツナグ基地に、大量の生物が襲ってくる。
それは熊の集団だった。
生存サークルに偵察部隊を送るが、ことごとく全滅する。
ユーラの部隊もとある町に偵察に行くが何者かに襲われる。
それはいないはずの大勢の市民だった。
報道記者のオルガも取材で来ていたが、生き残ったのは二人だけだった。
放置された車で逃げ、オルグの部隊と合流する。
本部に戻ると、そこに”イド”と名乗る、
自分は人間が「神」と呼ぶ存在だという人物が現れる。
その男は人間の姿をしているがエイリアンだった。
彼は、消滅する母星から地球への移住を計画し、
20万年前に先住人類を駆逐するため
自分たちのDNAを埋め込んだ簡易人間(生物兵器=ウィルス)
を地球に送り込んだという。
そして20万年が経ち、明日異星人の宇宙船移住が始まるともいう。
しかし、地球は簡易人類とって住みやすい環境を作り上げていた。
その異星人は、計画の仕上として簡易人類を奴隷化して地球を手に入れ、
自分たちの星とするのだという。
イドは、自分は人類の味方だという。
じつは人類を奴隷として操っているのは、自分とは違う考えの異星人だという。
そいつを倒すことが出来れば、道が開けるかもしれないという。
人間の中には超能力を持った者がいて、彼を感知することができるという。
敵のエイリアンは生存エリアの高層ビルにいることがわかった。
軍はマリナ将校をはじめ、軍曹やユーラ、オレグ、ジエーニヤ、
そしてアレナ衛生兵、報道記者のオレグなど一個中隊が出発。
そのとき、突然ロケット砲が飛来し、本部が跡形もなく爆破される。
町に入ると、奴隷になった市民が襲ってくる。
ビルからは爆弾を背負った男も飛び落ちてくる。
装甲車で轢き殺しながら、高層ビルに到着。
そこに再び大勢の市民が襲ってくる。
すざましい戦いにより、兵士が死んでいく。
イドとユーリが屋上に着くと、そこにはイドに似た男がいた。
イドとその男が激しい戦いをし、その男を仕留める。
地上ではロケット砲が着弾し、全滅。
だがマリナ将校やオレガらは屋上に到着。
異星人は倒したが、イドがさらなる企てをしていた。
イドは人類の感情を読んでコピーするため、
次々仲間内で殺し合いが始まる。
だが、ジエーニヤがイドに飛びついてビルから落下。
そのとき、雲の間から巨大な宇宙船が降りてくる。
タラップが降りるが誰も降りてこない。
オレグとアレナ、オルガの3人が武器を持って中に入る。
内部は巨大な空間で、そこには無数のカプセルが並んでいた。
中には異星人が眠っている。
次々に生命装置のパイプを壊していく3人。
しかし、よく見ると一部のカプセルには子供の姿が。
覚醒した子供たち。
その姿にオルグたちは呆然とする。



監督 :イゴール・バラノフ

ユーラ(ピョートル・フヨドロフ)
オレグ(アレクセイ・チャドフ)
オルガ報道記者(スヴェトラーナ・イワノー ワ)
軍曹(コンスタンティン・ラヴロネンコ)
アレナ衛生兵(ルケリヤ・イリヤシェンコ)
マリナ将校(クセニヤ・クテポヴァ)
ジェーニヤ(フィリップ・アヴデーエフ)
イド (アルテム・トカチェンコ)















ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント