藤井龍二の馬耳映風

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zoom RSS 「はじまりへの旅」

<<   作成日時 : 2017/04/22 01:00   >>

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「はじまりへの旅」を観る。
おもしろい。
こういう内容とは思わなかった。
原題は「CAPTAIN  FANTASTIC」で超自然派家族の話。
究極のエコ生活をしてる一家だが、実社会と関わるとそうも言ってられない。
現代を風刺するような作品はいろいろあるが、こうした目線は楽しい。
アメリカの山奥にこもり、大自然の中で自給自足の生活をするキャッシュ家。
キャッシュというのが相対的な名前だ。
父親のベン(ヴィゴ・モーテンセン)と6人の子供達。
母親はいない。
どうやら母親のレスリーは精神を病んでおり、この自然の生活で治癒すると信じてたが
病気は治らず、都会の病院で治療していた。
6人の子供がいるのはすごいね。
長男は高校生くらいで、長女次女もそのくらい。
他は中学生から小学生くらいかな。
学校には行かず、ベンの教育と読書で相当な知識を持ってるし
自然のなかで生活してるから体力もすごい。
なによりサバイバルスキルは実践なので、まさに文武両道をいってる。
彼らはこの生活に満足してるみたい、
しかし、ベンは街に出て買い物をしたり親族と連絡をしているみたいだ。
そこで妻のレスリーが死んだことを知る。
自殺らしい。
なにごとも隠し事をしない生活なので子供達も知る。
だが、こういう生活をしているベンたちに、親族は冷たい。
特に義父(フランク・ランジェラ)は娘を死に追いやったのはベンだと思っている。
葬儀には来るなといわれるが、子供達のためにも母との別れをしたい。
だいたい仏教徒のレスリーはキリスト的葬儀を望んではいなかった。
キャッシュ一家は自家用のバスで2400km離れた
ニューメキシコのレスリーの実家に行くことになる。
世俗を知らない子供たちの冒険が始まるのだが、このギャップが面白そうなのに
意外にすんなりいってるのは肩すかしかな。
もっと各人の驚きもあっていいい。
現実世界と自然派のギャップなど面白く描けたのにな。
子供達の驚きと現実の差などそれぞれ描かれると良かった。
長男にちょっと恋愛もどきはあるが、女の子にもほしかった。
正規の教育を受けていない子供達だが、
ベンの教育が優れていて、スクールで習う教育とはなんぞやも問う。
小学生の末っ子が中校生の親戚の男の子よりも知識があるのだが
それはそれですごいけれど、リアル社会生活としてはどうなのか。
自然の中でサバイバルはできても実社会でのサバイバルはまた違う。
そんなことにやがて気づくベンは、やむなく子供達と離れる決心もする。
 自然社会で育った子供達だが、実社会で生きて行くのにはまた違ったサバイバル技術がいる。
自然回避というブームも久しいが、本当の自然での生活は厳しい。
なんちゃってナチュラル派というのは一番うそっぽい。
本当の自然の生活は不便この上ない。
それを受け入れる度量がある人は皆無だろう。
綺麗な生活に慣れた現代人にサバイバルは無理だ。
 長男は優秀な頭脳で有名大学に合格するのだが、世間を知らないということがハンデになって
ひとりアフリカに旅立つところがいい。
いままで親の元で育った子がいよいよ旅立つ。
他の子供達もいずれは各々旅立たなくてはならない。
なにごとも親の考えで子供達を縛るのはおかしい。
だが、子供は環境でいろいろ変わる。
各自の尊重を受け入れるかどうかが親のつとめだろう。
いろいろ家族とはを考えさす、いい作品だった。


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