「ドント・ブリーズ2」  2021年アメリカ

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「ドント・ブリーズ2」
前作は驚きの内容だったが、
続編はさらに過激になって、おもしろい。
ノーバディな人物が、意外な能力を持っていた
というストーリーは最近多い。
この主人公は、退役軍人で盲目の老人。
大きな古い屋敷に一人静かに住んでいる。
年金がたっぷりあるとふんだ若者3人が泥棒で押し入った。
楽勝で盗める、と思ったら、
この老人がとんでもないスキルを持っており
音を立てたらやられる、という恐怖の
「クワイエットプレイス」になった。
さらには地下室に驚きの秘密があった。
暗闇になると、この老人のホームになってしまう。
3人の泥棒は一気にアウェイになり、次々犠牲になる。
辛くも脱出した女の泥棒にも恐怖が付きまとうことになる。
新作は、その続きだと思い、
大金を取り返すために復讐するかと思っていたら、
全く違った。
たしかに、前作ラストでは秘密を守れば関わらない、
という暗黙の合意がされたかのようだった。
そうなると、今回どうなる?
こうきたか。
前作がホームだったが、今回はアウェイに変わった。
さらに老人に少女の子供がいた。
まさか、あのスポイトの子供では?と思ったが
オープニングで火事から逃げる少女がいた。
どうも、あの事件とは別の事件が近隣で起き
その子を助けたことから始まる。
そして8年後となった。
事件のあった屋敷でフェニックスという女の子と
シャドーという犬と暮らしている。
前作でも凶暴な犬を飼っており、老人は犬好きだ。
その犬好きがまたまた思いがけない展開になるのもよくできてる脚本。
まるで「ジョンウイック」のよう。
さらに前作ではサイコ野郎で泥棒に加担してしまう展開だったのに
今回は老人が改心?したのか、サイコ的なものはなくなっていた。
少女に懺悔するシーンにその気持ちが表れている
このあたり「SW」の要素が入っている感じがした。
ルークとダースベイダーのような関係に思える。
腕を切るところなどもそう見える。
たしかに老人は怪物で苦悩するダースベイダーかもしれない。
フェニックスという少女役はマデリン・グレイス、
どこかで見た顔でアビゲイル・ブレスリンかと思ったが違った。
年齢が違うし、彼女は初出演だった。
今回は前回のような息詰まるような展開は少なくなり
かなりアクションが大ききなった。
前作のラストではすぐに警察が来たようだが、
今回大火事になっても誰も来ないのはどうなんだ?
それにしても、老人は昔シールズにいたらしく、タフ。
殴られても切られても刺されても倒れない。
盲目というのを感じさせない動きなのは、ちょっとやりすぎ、
もうすこしハンデがあってよかった。
このしぶとさがラストのシーンでも生きる、
エンドロール中に席を離れるのは厳禁。


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あらすじネタバレ

































燃える家の中から1人の少女が抜け出し倒れる。
8年後、
少女フェニックスは盲目の退役軍人ノーマンと
愛犬のシャドーと共に過ごしていた。
ニュースでは臓器密売組織による誘拐が流れていた。
妻も娘も失った過去を持つノーマンは、
もうこれ以上愛する人を失いたくないと
フェニックスを学校にも外出さえさせなかった。
ある日、フェニックスは家に必要なものを届けてくれる
退役軍人の女性ヘルナンデスと一緒に街へ行く許可を出す。
ノーマンに内緒で火事により焼け落ちた家へ寄る。
家の中で何者かの気配を感じたフェニックス、
街の孤児院で遊ぶ少女たちを見て、仲間になりたいと思う。
その後公園のトイレで不審な男に話しかけられるが
シャドーが唸ったため難を逃れる。
帰るフェルナンデスの車を追う怪しい車がいた。
フェニックスはノーマンに「学校に行き友達を作りたい」というが
そんなのは必要ないという。
ヘルナンデスは帰り道で、1台のトラックに道を阻まれる
怪しいと感じて警察に通報しようとするが、男に殺害される。
 トラックの男レイランたちはシャドーを森におびき寄せ殺害、
シャドーを探すノーマンが家から出て行った隙に家へと侵入。
フェニックスは何者かが侵入したと感じ、
隠れるが男たちに見つかってしまう。
森の中でシャドーの死体を発見し悲しむノーマンは、
シャドーの傷口から銃弾を見つける。
ドア越しにフェニックスを捕まえる男を攻撃し
その間にフェニックスをを地下室へと逃がす。
地下室のボックスに隠れたフェニックスだったが
水攻めと感電の危機になる。
そのとき現れたノーマンは、ガス爆発で男を焼き殺す。
溺れかかったフェニックスを救い出し、温室に隠れる。
そこにレイランが現れ「ノーマンの秘密を知っている」と話し出す。
激高したノーマンは強盗団へと掴みかかるが殴り倒される。
レイランは8年前に麻薬の製造工場だった自宅が火事になり、
放火の罪を着せられ投獄されていたことを明かし、
自分がほんとうの父親だとフェニックスに告げる。
ノーマンは行き倒れていたフェニックスを拐い
自分の娘として育てていた異常者だと話す。
ノーマンは隙を見て逃げ、追ってきた男の口に鈴を押し込み
その音の方にハンマーを投げ殺す。
フェニックスも男の足に農業フォークを刺して逃げる。
レイランはノーマンの服を嗅がせた仲間のラウルの犬を放つ。
犬に襲われながらもフェニックスを逃し、犬は金網の中に閉じ込める。
フェニックスは家を抜けだすがラウルに捕えられてしまう。
ラウルの犬を閉じ込めたノーマンは射殺しようとするが
シャドーのことを思い出し、銃を下ろす。
レイランはノーマンの家に火を付け去っていく。
ノーマンは火事から逃げるが戻り、金網に閉じ込めた犬を逃す。
 廃墟のホテルで目を覚ましたフェニックス。
そこで自身の本名がタラで、レイランが父で母がジョセフィンと知る。
ジョセフィンは火事の後遺症により心臓が侵され、
余命いくばくもないことをフェニックスに告げる。
そして新しい心臓をプレゼントしてほしいといい、
フェニックスは睡眠薬入りのジュースで眠らされる。
ラウルは愛犬を見殺しにしたり、娘を殺そうとする
レイランのやり方に不満を持っていた。
しかし、ジョセフィンが麻薬の精製を行える人物のため
レイランに強く言えないでいた
 家の全焼を感じたノーマンは聞き覚えのある鈴の音を耳にする。
そこへ行くとヘルナンデス車の中に死んだ彼女を見つける。
フェニックスの行方が分からない中、ラウルの犬が近寄ってきた。
犬はノーマンに救ってもらって忠実になっていた。
「家に帰れ」
武器を持って、犬に先導させ夜道を行くノーマン。
 廃墟のホテル内ではフェニックスの心臓を取り出す手術が始まり、
金で雇われた医師は電動ノコギリをフェニックスに近づける。
そのとき停電。
部下が地下にブレーカーを見に行くと、ノーマンに襲われる。
部下の悲鳴を聞いたレイランはノーマンの存在を知り殺せと命令。
「なぜ分かったんだ?」
そのときラウルの犬が入ってきた。
停電では手術ができないと、ジョセフィンとフェニックスを
別の場所へと移動させようとする。
地下室の水の中に倒れているノーマン。
男たちが近づくとその波紋を感じ、銃で全員射殺。
ラウルはノーマンを殺害せず、レイランたちの場所を教える。
地下の空プールでノーマンを待ち伏せするレイマンは
ノーマンの放った殺虫剤の糞部で視界をなくす。
銃を乱射するとジョセフィンに当たってしまった。
車椅子が動き、ジョセフィンと手錠で繋がったフェニックスは
空のプールに落ちそうになる。
そばにあった牛刀でジョセフィンの腕を切り落とそうとするが一緒に落下。
レイランを捉えたノーマンは「俺の見えてる世界を見せてやる」と目を潰す。
プールから登ってノーマンに近寄ろうとすると
ノーマンは今までしたきたことを告白し、二度と近寄るなという。
そのとき目が見えなくなったレイランがノーマンをナイフで刺す。
さらに喉を描き切ろうとした。
しかし、レイランの胸に牛刀が刺さっていた。
フェニックスが背後から突き刺したのだった。
レイランはプールに落ち、ジョセフィンと並んで息絶えた。
フェニックスは「必ず救ってみせる」と言うが
ノーマンは「もう救ってくれた」と彼女に告げて死ぬ。
 フェニックスはあの孤児院へ向かう。
「名前は?」
「タラ」とは名乗らずに「フェニックス」と名乗る。
エンドロール
血だらけで横たわるノーマン。
そこにラウルの犬が近寄ってノーマンの手を舐める。



監督:ロド・サヤゲス

スティーブン・ラング(ノーマン)
ブレンダン・セクストン(レイラン)
マデリン・グレイス(フェニックス)
ステファニー・アルシラ(ヘルナンデス)
クリスティアン・ザヒア(ラウル)
アダム・ヤング(ジム)
ボビー・スコフィールド(ジャレッド)
ロッチ・ウィリアムズ(デユ−ク)

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