「アウトロー」 鑑賞
「アウトロー」を観る。
初日に行ったらけっこう満席状態。
面白い。
かなり地味な内容だけど、ひねった謎解きとアナログな魅力がある。
なんといってもトム・クルーズがかっこいい。
これがややマイナーなスターだったらここまで魅力的にはならないかも。
「M:Iシリーズ」のイーサン・ハントとは違う、新しいクルーズが見られる。
体も絞った感じで、顔も精悍さを増した。
原作はリー・チャイルドのハードボイルド「ジャック・リーチャー」シリーズ。
この9作目を映画化したものらしいが、主人公の魅力が十分出ている。
当初乱射事件で犯人が捕まり、あっさり解決。が、
見てる方は犯人と捕まった人物が違うから混乱。
ここにジャック・リーチャーが現れる。
この男、PCもケータイもクルマも使わないため、どこにいるかもわからない。
しかし、どこからともなく現れる。
犯人に仕立て上げられた元軍のスナイパーには
あまりにも不利な証拠が揃っている。言い逃れはできないほどだ。
ところがジャックはこの軍人の友人で、元軍のエリート捜査官だった。
あまりに揃った証拠に違和感を感じ、弁護士とともに秘密裏に捜査していく。
すると、意外な陰謀があらわになる。
最近のこのたぐいの捜査官は最新技術やネットを駆使して調べていくが、
ジャックはまったくアナログ人間。
というか自分の足あとを残さないための行動のようだ。
クルマも人のを拝借するし、電話は公衆電話。カードも使わず服も一着しかない。
昔はこういうのが普通だったけど、今見ると新鮮に映る。
次第に犯人像に迫っていくあたりも、徐々に固めていく構成だから
見ている方もワクワクする。
まさに小説を読んでいるような感覚になる。
ハードボイルドには不可欠な肉感的女性も配置。
弁護士のロザムンド・パイクは美人じゃないけど、かえってリアル感がいい。
このお父さんが検事でリチャード・ジェンキンスというのが怪しい存在感。
最後まで胡散臭い雰囲気ああっていい。
そして突如現れるロバート・デュパルがいい。
ライフルを持つ姿など、なんだか「地獄の黙示録」の少佐のようだ。
トム・クルーズとRデュパルのツーショットなど贅沢もの。
派手なアクションはないけど、地に足がついたリアルなハードボイルドが心地良。
シリーズものとうたってるから、当然2弾目はありそうだ。
トム・クルーズはさすがに「M:I 5」はきつそうだから、このシリーズにしたのかも。
新作「オブビリオン」もあるし、ますますノってる感じ。
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