ユニーバサル・ソルジャー/リジェネレーション

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ユニーバサル・ソルジャー:リジェネレーション」をシネマートで観る。
この映画館は初めて入った。
角川シネマの上にあるが、劇場2は狭くて、席は60人くらいで、まるで試写会みたい。
係りの人も、いまどき珍しく愛想がなく、再度行こうという気はなくなった。
でも、映画はよかった。
こういうリアル作品になっているとは驚き。
 18年ぶりという続編。
前作も見た記憶があるけど、あまり覚えていない。
ちょうど「T2」や「ロボコップ3」がヒットしたころで、新しいキャラが確立したころ。
 「ユニソル」も売れっ子ジャン・クロード・バン・ダムと「ロッキー3」で頭角を現わした
ドルフ・ラングレンの激突ということで、盛り上がった。
監督はあのローランド・エメリッヒだった。
しかし、ややマンガ的要素があり、あまり印象はない。
その後ヴァンダムで「ユニソル/リターン」ができたようだが、
全然知らなかったし、受けたかどうかもしらない。
そのころからヴァンダムに陰りがでてきたのかな。
 そして最近、微妙に復活し出した、ヴァン・ダムだが、
こういうシリアス路線で行きたいのだな、とわかる復活だ。
先の「その男ヴァン・ダム」でも自虐的傑作を送り出したけど、
もう、エンタメから哀愁のある役に方向転換ということか。
スタローンの「エクスペンタブルズ」を蹴ったことからも、
そういう意味合いがわかりそう。
 この「ユニソル2」は思っていた以上によかった。
 いきなり始まった。配給会社も出てこない。
モノトーンの画面がいい。
 監督はあのピーター・ハイアムズの息子のジョン・ハイアムズ。
初監督ということだが、オヤジのカメラワークがいいからか、
口出しがいいのか、見応えがある。
 ロシアのような博物館。
あっという間に、チェチェンの部隊がロシア首相の子供を誘拐する。
いまならプーチンだが、この映画の首相はゴルバチョフっぽかった。
 さすがカメラワークがいい。
ドキュメント風で、セリフもないから、どういう状況かわからない。
兵士の一人は被弾しても平気。
そう、こいつがユニソルの新バージョンNGUだった。
UFCチャンピオンのピットブルが演じているが、なかなか精悍で、
ちょっとサム・ワーシントンに似て、画面にも映える。
 テロ集団は人質と共にチェルノブイリ原発に立てこもり、
仲間の解放を主張し、原子炉を爆破すると脅す。
かなり今日的だ。
 ロシア首相はアメリカの特殊部隊に出動を要請。
保存されていた4人のユニソルを投入する。
しかしNGUはあまりに強い。
 他に1人、なぜか人間性を取り戻しつつある、ユニソルがいた。
リュック(JCヴァンダム)はリハビリ最中だったが、最後の切り札として復活。
 新薬が効いたのか、動きがいい。銃とナイフでの攻撃が素早い。
一方、NGUには旧バージョンのユニソル・アンドリュー(Dラングレン)もいた。
なぜか再起動しても、こいつは悩んでばかりいる。
観るものすべて破壊しようとする。
せっかくの登場なのに、ラングレンの見せ場が少ないのが残念だった。
ま、そのぶん「エクスペンタブルズ」で活躍してくれ。
 チェルノブイリに見立てた廃墟がいい。
ブルガリアの廃坑でロケしたというが、映画の雰囲気にピタリ。
モノトーンの無機質な画面にしっくりきて、いい雰囲気だ。
 戦いもUFCを意識し、殴る蹴るのアルティメット。
これがユニソルの戦いに似合っている。
マウントポジションからの絞めや顔面攻撃などまさにそのものだ。
 最後のNGUとユニソルとの戦いをもう少し長く見ていたかったなあ。
JCヴァン・ダムも50歳になるが、まあまだ行けます。
 ラストも続編ありそなエンディング。

 


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