「新感染半島」

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「新感染半島 ファイナル・ステージ」
コロナウイルスが蔓延してるから
この映画が絵空事でないと思うようになる。
韓国映画のスケールのある作品は見応えある。
こういう世界でも通用するエンタメ作品がつくれるのがすごい。
邦画の四畳半映画では先がない。
ゾンビ映画でまたしても泣かされる。
後ろの方にいた女性達は声を出して泣いていた。
17年に公開された「新感染」でも泣かされた。
今度はスケールもアップし、ハラハラしながらも泣けるという
まさに映画の醍醐味になっている。
こういう脚本はうまいなあ。
監督脚本は「新感染」と同じくヨン・サンホ。
先に「新感染」の前日譚というアニメもあったようだが
続編は前作とは全く違ったものになった。
ここがいい。
続編と言いながらまったく違うアプローチにできるアイデアがいい。
前作は韓国新幹線の中という、限られた空間でのパニックで
凝縮した面白さとコメディ要素もあり、最後は感動させてくれた。
しかし、今度はその4年後という設定。
謎のウイルスによって韓国が全滅した。
4年前には想像しなかった謎のウイルスが現実となってる今は
かなりリアルになってしまった。
映画のウイルスは、韓国内の研究所で発生したもので
感染したものはアンデッドというゾンビになってしまう。
感染者が感染者を生むのは、コロナウイルスと同じ。
韓国は国を放棄して、難民になっていた。
軍人のジョンスクは姉夫婦と共に船で香港に脱出するが
感染者ではないかと、香港では差別される。
この状況は、現実に日本国内でも起こっているからリアル。
主人公が軍人というのも説得力がある。
銃器の扱いに慣れているから、正確にヒットできる。
前半がややもたつくけど、後半のたたみかけは半端ない。
ゾンビと民兵軍に追われる様は息つく暇もない。
「マッドマックス」や「バイオハザード」のようなアクションがど迫力。
かなりVFXで処理してるのがわかるのがお粗末だけど
それでもカット割りが凝ってるからリアリティがある。
登場人物を絞ったことで描写もいい。
前作では子供を守る男性が魅せたのに対し
今回は強い女性が家族を守る。
ただ、韓国の女優はみな同じ顔なので個性的でないのが残念。
最後までどうなるかわからない展開は画面に釘付け。
ややオーバーな韓国らしい喜怒哀楽が鼻に付くけど
それが噓っぽくない子役らの演技力に、ついつい引き込まれる。
こんなストーリーがつくれる韓国映画は今後も楽しみだ。




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あらすじネタバレ




































謎のウィルスの感染爆発により、
狂暴化したアンデッド感染者が大量発生した韓国。
軍人のジョンスクは姉一家と共に車で
韓国から避難する船に向かっていた。
道中、車が故障した一家に出会う、
感染していないから乗せてください、せめて子供だけでも
と泣き叫ぶ親子を助けることなく車を走らせてしまう。
フェリーは日本に向かうはずが香港に予定を変更する。
その船内では一人の男が発症し、パニックになる。
ジョンスクの姉と子供も感染したようで
義理兄チョルミンと泣く泣くドアを閉める。
4年後
 亡命先の香港では韓国人は差別を受けていた。
そこに、ある儲け話が入る。
それは韓国に潜入し大金を積んだトラックを奪うというもの。
韓国に上陸するのは危険だが、アンデッドは夜間目が見えず、
音や光に反応するという特徴があるため、
闇夜に紛れれば安全だという。
夜間にジョンスクとチョルミンと流れ者の2人の4人で入国。
手下は3日間港で待っているという。
トラックを探している道中、ガラスの建物の中にひしめく
大量のアンデッドを見るが、あたりは無人だった。
廃墟のなか、目的のトラックを見つけたとき
武装グループが襲ってきた。
彼らは631部隊といい、地獄のような半島で生き延び
残虐で狂暴となった民兵集団だった。
逃げるジョンソクらの前に631部隊が焼夷弾を放ち、
その光に集まったアンデッドがジョンソクらに襲いかかる。
4人はバラバラになり、チョエルミンはトラックに隠れ
他の二人はファン軍曹らに殺される。
ジョンソクもアンデッドに襲われそうになるが
そこに車で走ってきた幼い姉妹に救われる。
姉のジュニはすごい運転スキルで感染者を払い退けていく。
妹のユジンはデコレーションしたラジコンカーで
アンデッドの気をひき、車から遠ざける。
ジョンソクは姉妹のアジトに連れて行かれる。
そこにいたのは姉妹の母ミンジョンと
師団長と呼ばれる祖父キムの一家だった。
ミンジョンは、あのときジョンソクが見捨てた母親だった。
ミンジョンは31台の車に見捨てられたというが
今は武装した兵士の顔になっていた。
キムは無線で外部と連絡を取り、迎えが来るといってるが
家族は狂っていると相手にしない。
 そのころ、631部隊に捕らえられたチョルミンは
61番の番号を書かれアンデッドとの
死のかしくれんぼゲームに参加させられていた。
 ジョンソクは半島から脱出するには、
631部隊に奪われたトラックを盗み、港に行くことだという。
姉妹とキムを車に残し、何かあったら待たずに3人で逃げるよう言い、
ミンジョンとジョンソクは631部隊のアジトに忍び込む。
トラックを見つけたとき、そこでチョルミンのことを知ったジョンソクは
ゲーム会場に乗り込み、救い出す。
しかしチョルミンは撃たれてしまう。
一方、631部隊の隊長ソ大尉は無線で港に船が待っていることを知る。
その頃、部隊の基地にアンデッドの集団が襲い始める。
ジョンソクとミンジョンはトラックに乗り込み基地から脱出。
しかし631部隊が追いかけてくる。
さらにアンデッドの大群が押し寄せ身動きができなくなる。
そこに姉妹の車が現れ、ライトでゾンビを引きつけ
その隙にトラックは脱出。
631部隊のファン軍曹の車が振り切れず絶対絶命になるが、
上陸したときに見たガラスのビルの中のアンデッドを思い出し
そのガラス窓を撃つジョンソク。
ガラスが割れ、大量のアンデッドが後方にいたファンの車に群がる。
ジョンソクらは港に着き、船に向かうとき、
突如横から現れた車にぶつけられる。
車に乗っていたのはソ大尉だった。
ソ大尉はキムを撃ち、トラックを奪い船に乗り込む。
しかし、船で待っていた手下達は見知らぬソ大尉を撃ち殺す。
瀕死のソ大尉はトラックをバックさせると
そこにアンデッドがなだれこんできて、船の中はパニックになる。
船での脱出が不可能となったジョンソクらにもアンデッドが襲ってくる。
そのとき、上空にヘリが現れる。
UNの救助隊だった。
黒人女性の胸のプレートにはキムが交信していた名があった。
ヘリコプターに向かって走り出した一行。
ソ大尉に足を撃たれたミンジョンはジョンソクに姉妹を頼むといい
一人車に逃げ込み、アンデッドを引きつける。
ミンジョンは銃で自殺をするつもりだった。
姉妹はどんな世界であっても家族が一緒にいることが大事だと
泣く姉妹やミンジョンの姿を見て、
ジョンソクは、もう誰も見捨てないと
アンデッドを撃ちながらミンジョンを助けようとする。
ジョンソクに気づいたミンジョンも銃を撃ち
足を引きずりながらヘリに走る。
迫りくるアンデッドをかわし、ふたりはヘリに乗り込む。
無事に脱出した4人。
眼下には感染者で溢れかえった街が広がっていた。


監督:ヨン・サンホ

ジョンソク (カン・ドンウォン)
ミンジョン (イ・ジョンヒョン)
チョルミン (キム・ドゥユン)
キム (クォン・ヘヒョ)
ジュニ ( イ・レ)
ユジン (イ・イェオン)
ファン軍曹 (キム・ミンジェ)
ソ大尉 (ク・ギョファン)

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