「ザ・リディーマー」  2015年チリ

ザ0リディーマー.jpg


「ザ・リディーマー」 
 2015年チリ・アメリカ作品
16年に渋谷で公開したらしいが観逃していた。
パンフによれば、あの傑作「ザ・レイド」のスタッフが
関わったというからおもしろいはず。
オープニングでXYZ FILMSとでるから納得。
ここはマニアックな映画をつくるところ、
「アナと世界の終わり」もそうだった。
2011年インドネシア「ザ・レイド」は
インドネシアのSWATチームが
悪の巣窟に乗り込み格闘技と銃をコラボした
とんでもなくすごい戦いを描いた作品。
VFXを使わないでの生身の戦いはド迫力。
「ザ・レイド2」も作られたが
日本が舞台になったのでパス。
そのチームが、南米チリを舞台に、
再び格闘技と銃の世界を描く。
チリというのがいい。
ここの格闘技スター、マルコ・サロールを主人公にした。
彼はロバート・ロドリゲスの「マチェーテ・キルズ」に
出ていて、その長身から繰り出される格闘センスが
目を引いて、彼のための役を作ったというほど。
190センチあるため、動きはどうかと思うが
長いリーチを活かしたキックやエルボーなどには目を見張る。
チリの格闘技はコジェジャウジンというのがあり、
その動きが基本にあるようだ。
どのような動きかよくわからないが、
キックと素早いパンチ、回転式攻撃が随所に見られる。
ムエタイやカポイエラ、柔術要素も見られる。
腕ひしぎや三角締めなども随所に出てくる。
ハリウッド系のようなアップは避けて
カメラワークが動かない分、本物感がある。
ところどころスローを使って緩急を出してるのもいい。
「ザ・レイド」のように、銃撃も加わってリアルな戦いになっている。
ストーリーはかなりイージーで、主人公の苦悩があまり表現できていない。
そこに麻薬組織が絡むのだが、このあたりもやや弱い。
アントニアのことも中途半端だ。
基本は暗殺者vs暗殺者なので、この二人の過去をもっと描いて欲しかったかな。
そんなことはどうでもいいくらいに格闘技シーンがいい。


リディーマ.jpg



あらすじネタバレ

















南米チリ、
砂漠で男が銃を向けられ、蹴り落とされる。
その夢から覚めたパルド”レデンドル”、
彼は敬虔なクリスチャンであり、伝説の殺し屋だった。
レデンドルは背中にキリストのタトゥをし
いつも小さな祭壇を持っていた。
そして、神に祈るとロシアンルーレットのように頭に銃を向け
空発だと裁きに出、いつしか”リディーマ(救世主)”と呼ばれていた。
そのときも、廃墟で女性を暴行しようとしていた4人組を
素早い格闘技センスで全員倒す。
そして車で放浪の旅に出、ある教会のある港町のモーテルに入る。
教会で祈っていると、男が怪しい動きをしていた。
 ”サソリ”と呼ばれる凶悪な殺人者アラクアンは
男を拘束して、テープで固定した手に銃を持たせ
焼き殺されるか自殺するか選ばさせる。
ガソリンで体が燃えていく中、男は引き金を引く。
 麻薬販売しているアメリカ人のブラドッグは、
金がまだ用意されてないことに不満を抱いていた。
手下ピエドラに、金を盗んだ者を探しだすように命じる。
 ブランドルは港で男がブラドッグの手下によって、
リンチされているのを見かける。
その男は教会で怪しい動きをしていたやつだった。
殴られ倒れていたところをレデントルに助けられ
彼の家に送り届ける。
男はアグスティンといい、家には妻アントニアと
トミーという子供がいた。
レデントルはアグスティンを集団リンチしていた
ブラドッグの手下たちを見つけて港で倒す。
じつは、アグスティンは偶然、金の詰まったバッグを
見つけたため、教会の祭壇に隠したという。
その現場を見られて、ブラドッグの手下に襲われていたのだった。
アントニアから安全な隠れ場所の洞窟を聞き、
レデントルはアグスティンを連れて匿う。
そしてブラドッグの手下たちのアジトの場所を聞く。
アジトにやってきたレデントルは、
祭壇の脇に金があることをピエドラに告げ
誰も傷つけないで終わりにして欲しいと頼む。
ピエドラは教会に確かめに行き
その間、部下にレデントルを見張らせる。
バッグが見当たらなかったため、
ピエドラは部下に連絡するが、
直後、レデントルは次々とピエドラの部下を倒していく。
12人の部下を殺されたピエドラは、ブラドッグに報告。
バッグはアントニアが持っていた、
金は息子のトミーのために必要だった。
 トミーを見たレデンドルは過去を思い出す。
組織で殺し屋をしていたデントルは、その昔ミスを犯した。
アラクランを殺しにきた彼は、息子を誤って殺してしまう。
怒ったアクラカンに捕らえられたレデントルは、
目の前で、妊娠していた妻をアラクランに拷問される。
その時に銃を渡され、苦しむ妻を殺すかどうか迫られ、
涙を流しながら引き金を引いたのだった。
その後、砂漠に置き去りにされ、
一発の弾だけの入った銃の引き金を引くが不発だった。
それ以来”救世主”となり、その行為をして悪を倒していたのだった。
 レデンドルはブラドッグの麻薬取引現場に向かう。
部下を次々に倒していくレデントル、
ボディーガードの強敵イカロと戦い、かかと落として倒す。
さらにピエドラと格闘して倒す。
そのときブラドックの居場所を聞き出す。
ところが、ブラドッグはすでに殺されており、
床には一発の薬莢が落ちていた。
それはアラクランの薬莢だった。
そのとき背後から襲われ気絶、アラクランに捕まる。
 気がつくと、教会の前にいた。
そこにはアラクアンに撮られられたアグスティンとアントニアがいた。
アラクアンはアウスティンに銃を渡し、ロシアンルーレットを要求。
しかしアラクアンに銃を向けると撃ち殺される。
今度はアントニアに銃を渡すがためらうアントニアの足を撃つ。
そのときレデンドルがアラクアンに戦いを挑み
長い格闘の末、破る。
傷ついたアラクアンの前に銃を置き、息子と天国で会えるよう祈る。
銃を拾ったアラクランは、あの時に渡した銃だと気づき
一発の銃声が鳴り響く。
アントニアをを抱いてレデントルは去っていく。

監督:エルネスト・ディアス・エスピノサ

パルド”レデントル”(マルコ・サロール)
ブラドッグ(ノア・セガン)
アントニア(ロレト・アラベナ)
アラクラン(ホセ・ルイス・モスカ)
アグスティン(マウリシオ・ディオカレス)










ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント