「透明人間」

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「透明人間」
ようやく観た。
意外に人気で、いつも△マークがついていたので
少し冷めるのを待っていた。
おもしろい。
昔からある「透明人間」の話。
古くは30年代に映画化になっており
「インビジブル」というので90年代にリメイクされた。
これはケヴィン・ベーコンの透明人園が秀逸。
エリザベス・シューとの対立が面白かった。
男が透明人間になって何がしたいか、というのは考えは同じ。
透明人間はある科学によって人間が透明になる、というもの。
HG・ウエルズが最初に考え出したものらしい。
見えない姿はSFではおなじみのもの。
現代ではステルス戦闘機で使われている。
でもそれは姿が電波的に見えないものなので、
透明というには違う。
そこが、この新「透明人間」で新たな世界を作っている。
人間が透明になるのはあり得ない。
ところが、カムフラージュで透明になるのは現実にできている。
これは周りの環境を取り込んで透明化するもので
現実に可能になっている。
この主人公の恋人は、光学の専門家らしい。
そう、無数の小型カメラを体につけて、周りと同じ環境にすれば
カメレオンみたいに擬態することができる。
そうすると周りから見えなくなる。
これが現代的な透明人間だ。
スパイダーマン的なコスチュームが斬新。
全身カメラスーツというのはありだなあ。
これがおもしろい。
かなり偏執的な科学者エイドリアンの恋人になった
セシリア(エリザベス・モス)。
あの「インビジブル」のエリザベス・シューと似てるのも何かの縁。
でもこちらのE・モスはちょっと美人とは言えない。
どうかすると「チャッピー」みたいで怖いぞ。
なぜ彼女に夢中になるのかわからない科学者エイドリアン。
かなりの執拗なストーカーになる。
回りくどい展開がいまいち説得力がない。
監督が「SAW」のジェームズ・ワンなので
かなり期待したが、意外にあっさりした展開。
ポスターのシャワーの手の跡がなかったのもおしい。
それでも何もないところを写すシーンは、
何かあるのではと思わせて怖い。
でも、もっともっと怖い内容が欲しかった。





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あらすじネタバレ
































高波が押し寄せる海岸に立つ瀟洒な建物。
エイドリアンと恋人のセシリアが寝ている。
セシリアはベッドからそっと抜け出し、
常備薬の抗不安剤が入った瓶を掴み
室内の監視カメラをオフにして
ひとつだけベッドに向け、スマホで確認できるようにして
服を着替えて外にでる。
しかし愛犬が寄ってきたため車に接触し
アラームが鳴り響く。
あわてて敷地の坂を下り道に出る。
そこに妹のエイミーが車でやってくる。
だが、逃亡に気付いたエイドリアンが
凄まじい形相で車の窓を叩き割るが、何とか振り切る。
車に乗り込む際に慌てて薬瓶を落としてしまう。
エイドリアンは、血のしたたる手で落ちていた薬瓶を拾う。
それから2週間後、
セシリアは警官で友人のジェームスの家にいた。
彼にはシドニーというJKがいた。
そんなとき、エイドリアンの弟で弁護士のトムがやってきて
エイドリアンが自殺したと告げる。
しかし、エイドリアンは自殺をするような
男ではないことをセシリアは知っていた。
それに光学の天才的な科学者なので
自殺を偽造するくらいたやすいはず。
さらには自宅にはなにやら人体型の装置もあった。
ある日、エミリーがジェームズの家を訪問。
自分の居場所がバレると思ったセシリアは怒る。
だが、天才科学者エイドリアンの自殺を報道する記事を
エミリーから見せてもらったセシリアは、安堵する。
セシリアは妹とジェームズに、エイドリアンとの生活を告白する。
支配欲の強いエイドリアンから常軌を逸した束縛をされ、
食べる物から、服、そして言動や思考まで指図したという。
更に、エイドリアンは子供を欲しがったので
妊娠すれば一生離れられないと思ったため、
避妊薬を服用していた。
しかし、それも長くは続かないと思い
覚悟を決めてエミリーに助けを求めたと説明。
そこに弁護士のトムから連絡が入り、
セシリアはエミリーと一緒に事務所を訪問する。
エイドリアンがセシリアへ500万ドルの遺産を残し
犯罪を犯さないという条件を承諾して署名すれば
毎月10万ドルずつ振り込まれる、という。
セシリアは、面倒を見てくれていたジェームズに恩返しをしようと
大学進学を希望していたシドニーの為に
毎月1万ドルを振り込むという。
大喜びの2人と一緒にシャンパンで祝う。
しかし、翌朝から不可解な現象が起こり始めた。
夜、セシリアがシドニーと一緒に寝ていると、
掛けていたタオルケットが勝手に動きベッドの脇へ落下。
セシリアは目を覚ましタオルケットを拾うと、
誰かが乗っているようで引っ張れない。
さらに椅子には誰かが座ってるような跡がある。
翌日、面接に出向いたセシリアは書類を忘れ、
さらに倒れて病院へ搬送される。
帰宅しシャワーを浴びていると、その結果はくる。
抗不安薬のせいで気絶したのではと言われる。
ところが、洗面台にその血の付いたビンがあった。
セシリアはジェームズを伴ってトムを訪れ、
エイドリアンに止めろと伝えるよう強く主張。
しかし、トムは兄の遺灰があるといい、
自分も長い間兄に支配され、死んだと聞いて安堵したといい、
遺体の写真を見せる。
そんなとき妹のエイミーを尋ねると、追い返される。
ひどい内容のメールがエミリーへ届いたため怒っていた。
自分では出していないメール文がPCにあった。
その夜、落ち込むセシリアを慰めるシドニーが
突然何かに平手打ちされた。
部屋へ駆けつけたジェームズに
エイドリアンの仕業だとセシリアは訴える。
呆れるジェームズは娘を守るためにセシリアを避ける。
一人になったセシリアは異様な気配を感じる。
エイドリアンのスマホに電話をすると天井でそれが鳴る。
天井に入ると、そこに何者かがいた気配が。
降りようとしたときラダーが動いてい為、ペンキをぶちまける。
すると白い男の姿が現れた。
キッチンへ行き包丁を握ったセシリア、
そのとき透明な男が首を絞め、彼女の体を投げ飛ばす。
恐怖に怯えるセシリアはウーバータクシーを呼び
エイドリアンの家へ向かう。
エイドリアンの研究室へ入ったセシリアは、
自分の姿を映し出す画面にふと手を触れる。
すると、見たことのない黒いスパイダーマン
のようなスーツが現れる。
ウォークインクローゼットへそのスーツを隠すと
絨毯に何者かの足跡がついた。
急いで逃げ待機してもらっていたウーバーに乗り込み、
急いでエミリーへ連絡。
どうしても話がしたいと、人目がある
チャイニーズレストランで落ち合う。
秘密を打ち明けようとしたとき、テーブルに置いてあったナイフが
突然浮いてエミリーの喉を切り裂き、セシリアの手に握らせる。
店内は大騒ぎになり、駆け付けた警察に取り押さえられた
セシリアは精神病院へ入院させられる。
「そこにいる!」
半狂乱のセシリアは鎮痛剤を注射され、
眠る直前「サプライズ」というエイドリアンの声を耳にする。
翌日、セシリアは、事情聴取に来たジェームズと面会。
「エイドリアンが生きている証拠を発見したわ。
でも今は言えない。エイドリアンが聞いているから」
セシリアはカウンセラーから先日受けた
血液検査の結果妊娠していることを聞かされる。
更に、トムが訪れ、犯罪を犯し法律上心神喪失であるセシリアは
今後エイドリアンの遺産を受け取れないと説明する。
そして、エイドリアンの子供の母親として関係を修復すれば、
全て無かったことに出来ると、書類とペンを置き署名するよう促す。
「避妊薬を服用していることがバレないと本当に思っていた?」
「電話1本で全て解決する」
セシリアはそれらを投げ落とし、その隙にペンを隠す。
面会室のテレビでは、しばらく大雨になると伝えていた。
セシリアは、部屋に設置された簡易シャワールームに入って水を出し、
「あんたには子供も私も自由にさせない」と吐き捨て、
隠しておいたペンを手首に突き立てる。
その途端目に見えない手がペンを持ったセシリアの腕を掴む。
「やっと現れたわね」
思いっきり何度もペンで突き刺す。
そのとき、透明になるスーツは損傷し、
シャワーの水も手伝い誤作動を起こし、エイドリアンの上半身が出現。
そこへ音を聞きつけた警備員が扉を開けて入室。
エイドリアは、消えたり現れたりしながら警備員を殺していく。
透明人間は外へ追いかけて来たセシリアに、
シドニーが死ぬことになる、と言い残し消える。
セシリアは警備員が落とした拳銃を拾い、車で追う。
ジェームズに連絡をしてシドニーの元へ急ぐ。
 シドニーは物音を聞いて目を覚まし、怪しい気配を感じて
催涙スプレーを吹きかける。
するとうめき声と共に側の椅子が倒れる。
驚いたシドニーは叫び声をあげて部屋から逃げるが倒される。
そこにジェームスが銃を構え入ってくるが
透明人間になぐり倒される。
到着したセシリアは消火器を掴んで廊下へ噴射。
白い粉を浴びた黒いスーツが現れると
セシリアは持っていた銃で何発も撃つ。
倒れこんだ黒いスーツの頭部をはぎ取ると、トムだった。
 エイドリアンの家を捜索した警察は、
地下室の隠し部屋で両手両足を縛られたエイドリアンを発見。
警察署へ呼ばれたセシリアは、全ては弟のトムが
仕組んだのだろうとジェームズから聞かされる。
セシリアは、エイドリアンへ連絡し、家へ向かう。
エイドリアンは、嬉しそうにセシリアを歓迎。
「僕は弟を愛していたが、トムは支配欲が強かったんだ」
「サプライズ」
セシリアは涙で汚れた顔を直すと席を立つ。
その頃、家の外では車の中で待機するジェームズが
盗聴器でセシリアとエイドリアンの会話をじっと聞いている。
そのとき、エイドリアンの右手が勝手に動き
ステーキ用のナイフで自ら喉を掻き切る。
室内に設置された監視カメラは、それを録画している。
セシリアが大声で叫び、スマホで緊急通報。
自殺を図ったと話すセシリアの言葉を聞いた
ジェームズは車から飛び出す。
電話を切り監視カメラの死角へ移動したセシリアは、
ゆっくり座ると「サプライズ」と。
駆け付けたジェームズに、自殺だわ、という。
ジェームズはセシリアが手に下げたバックから覗く黒いスーツに気づく。
セシリアはジェームズの腕に軽く手を触れた後、
家を背にして微笑みを浮かべ歩き出す。



監督:ジェームズ・ワン

セシリア・カス(エリザベス・モス)
エイドリアン・グリフィン(オリバー・ジャクソン)
ジェームズ・レイニア(オルディス・ホッジ))
シドニー・レイニア(ストーム・リード)
エミリー・カス(ハリエット・ダイアー)
トム・グリフィン(マイケル・ドーマン)
マーク(ベネディクト・ハーディ)






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