金星太陽面通過

16年前の本日2004年6月8日、
金星の太陽面通過という現象が起こった。
地球から見て金星が太陽を横切る現象で
とんでもなく激レアもの。
日食よりも珍しい。
これは金星による金環日食ともいえるし
系外惑星を見つけるトランジット法を体感できるもの。
金星は大きいので、太陽面に黒い影が
くっきり浮かんで見えるのは感動もの。
この日はあいにくの悪天候で半分諦めていたが
途中雲間に晴れ間があり、運良く見ることができた。
そして8年後の2012年6月6日も
金星太陽面通過は起こった。
台風の影響で全国的に天気は悪かったが隙間に見えた。
この年は日本で見える金環日食もあり
金星太陽面通過はあまり話題にならなかったようだ。
この現象、近年は8年後に起きたが
このあとは105年待たねばならない。
そして8年後、121年後、
という、とんでも周期を持っている。
だから次の金星太陽面通過は
2117年12月10日と
2125年12月8日になる。
いまいる人は誰も目にすることができない。
この記事へのコメント