「ロケットマン」

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「ロケットマン」
なかなか楽しいが、やや詰め込み過ぎ感がある。
エルトン・ジョンの曲の多くはよく耳にしている。
特にファンでもないので、肩入れはないが
こうして映画になると興味がわく。
昨年の大ヒット映画「ボヘミアンラプソディ」
に似る構成。
そう、同じ監督のデクスター・フレッチャーが
演出してる。
どうりで似ている構成になっているわけだ。
ただ、「ボヘミアン」はブライアン・シンガーが
かなりの部分を撮っているから
当然、そちらの方が映画的によくできている。
ブライアン・シンガーが途中で降板した為
フレッチャーが最後にまとめたもの。
「ボヘミアン」は最後のライブに向け
盛り上がるように作ってある。
それが「ロケットマン」には、ない。
数多くの有名な曲が30も使われているのに
なぜか印象に残らない。
短いのがもったいない。
ストーリーにうまくあってるのはすごいが
細切れの感がある。
エピソードをこれでもかと入れ込んでる為か
散漫になっている。
ドラッグやアルコール依存症から
抜け出せないエルトンが
更生施設で語るところから始まる。
だからどうしても明るくはならない。
あの陽気な曲とは真逆の姿。
そこは面白いのだが、どうも着地点が弱い。
「ロケットマン」のあたりに
うまく持っていければ感動できたのにな。
エルトンの人生がわかるのは興味深いが
何かしら寂しさが残る。
タロン・エガートンがエルトンに
なりきっているのがいい。
ほとんどのメロディを歌っているようだ。
「キングスマン」でブレイクしたエガートン、
もうすぐ公開「ロビンフッド」も楽しみ。




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あらすじネタバレ














1990年
ステージ衣装のままのエルトン・ジョンは依存症の互助会で
アルコール、ドラッグ、セックス依存、買物中毒など
自分の悩みを参加者の前で語り始める。
 幼いレジーは母シーラと軍人の父スタンリー、祖母アイヴィと暮らしていた。
ある日、ラジオから流れる『スケーターズ・ワルツ』を聴いたレジーは、
楽譜無しでメロディをピアノで弾きはじめた、
アイヴィは孫に特別な才能があることを見抜き、
レジーは本格的なピアノの個人レッスンを受け、音楽に目覚める。
だが厳格な父親はそんなレジーに対し「ノイズだ」と言う。
11才になったレジーは王立音楽院のオーディションを受ける。
レジーが会場へ入って行くと、試験官が『トルコ行進曲』を弾いていた。
試験官はレジーに気づき、オーデションを始めると
レジーは、『トルコ行進曲』を途中まで弾く。
試験官がなぜ弾くのを止めたのか尋ねると、
レジーは試験官がそこまでしか弾かなかったと答える。
絶対音感を持っていたレジーは音楽の英才教育を受ける。
しかし、家庭は崩壊しており母は男とでき、父は出て行く。
エルヴィス・プレスリーのレコードを手にしたレジーは、
ロックに大きな影響を受け、プレスリーの髪形を真似しはじめる。
その後、仲間と一緒にバンドを組み音楽活動を始める。
ショーの終了後、レジーは、どうすればいいか黒人に尋ねる。
「なりたい自分になる為には自分を捨てることだ」
レジーは「エルトン・ジョン」と名乗ることにする。
音楽出版社を営むディック・ジェームスの事務所を訪ねる。
作詞家バーニーと出会ったエルトンは、すぐに意気投合。
バーニーが詩を書き、エルトンがそれに合せて曲作りを始め、
『Honkey Cat』が生まれる。
仕事仲間から同性愛者だと言われたエルトン。
バーニーは、自分は気にしないとエルトンにいう。
ディックもやっと2人の才能を認め、アルバムのリリースが決定。
ロサンゼルスでデビューすることになる。
ハリウッドのライブハウスオーナーのダグ・ウェストンが迎える。
開演が迫るがアメリカの有名なアーティストがいる中で歌えないと
エルトンはトイレにこもる。
覚悟を決めたエルトンは、「クロコダイルロック」で一瞬で観客の心をつかむ。
その光景を柱にもたれながらじっと聞き入っていたのが、
音楽業界でマネージメントを営むジョン・リードだった。
大成功に終わったライブ後、皆でパーティーへ向かう。
ジョンはエルトンの才能を高く評価し力になってくれる相手だった。
2人は恋に落ちる。
エルトン・ジョンの音楽は世界を席巻。
派手な服装とブーツとメガネをトレードマークに活動、
23歳で億万長者になる。
 キキ・ディーとデュエットし『Don’t Go Breaking My Heart』をリリース。
エルトンはジョン・リードとビジネスパートナーを組む決定をする。
 久し振りに父親を訪ねたエルトンはショパールの腕時計をプレゼントする。
父は新しい家庭を持って、二人の子供がいた。
レコードにサインして欲しいというが、職場の人間宛だと言われる。
冷たい父に対し、涙が落ちた。
母シーラに同性愛者だと告白するが、知っていたと冷静に答える。
孤独に苛まれるエルトンは、
ジョンが他の若い男性に手を出すのを目にしながら酒と麻薬に溺れる。
 ドジャー・スタジアムのライブ、
大観衆の前に野球のユニフォームのコスチュームで登場したエルトンは、
ベースボールバットでボールを打つパフォーマンスで「ロケットマン」を披露。
ジョン・リードとの関係が最悪になった頃、
エルトンはレコーディングを通しレネーテ・ブリューエルと出会う。
心底孤独なエルトンを理解してくれた女性だった。
エルトンはレネーテと結婚。
しかし、同性愛者であるエルトンの結婚生活は長続きしなかった。
 マディソン・スクエア・ガーデンのコンサート開幕を控えたエルトンは、
オレンジ色の悪魔の衣装を着たままタクシーに乗り込み、依存症更生施設へ行く。
胸の奥に秘めた自分の闇と対峙したエルトンは、長年憎んだ両親を許す。
ある日、バーニーが会いにくる。
バーニーは書いた歌詞を渡して曲を書け、と笑顔で言う。
エルトンは施設の一室に置いてあるピアノに向かい、
バーニーの詩を見つめながら『I’m Still Standing』を歌い始めた。
 エルトン・ジョンは依存症を克服して28年が経過。
 しかし、買い物中毒は治っていない。
 更生施設を退所後、世界中のAIDS患者の為に慈善事業を実施。
 エルトンとバーニーは現在も一緒に曲作っている。
 2人の息子ザッカリーとイライジャを育てる時間を増やす為、引退する。


監督:デクスター・フレッチャー

エルトン・ジョン(タロン・エガートン)
バーニー(ジェイミー・ベル )
母シーラ・フェアブラザー(ブライス・ダラス・ハワード)
ジョン・リード(リチャード・マッデン)

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