「クリード:炎の宿敵」

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「クリード 炎の宿敵」初日に観る。
いやあ、やられた。
泣けた。
「ロッキー」のスピンオフと思っていた前作「クリード」だったが
こういう風に感動作になるとは思わなかった。
さすがスタローンが脚本にも参加してるだけある。
うまい展開に感動する。
「ロッキー4炎の友情」の続編とも言える。
あの試合で、アポロ・クリード(カールウエザース)が
ロシアのアマチュアボクサー、ドラゴ(ドルフ・ラングレン)に叩きのめされリングで死ぬ。
セコンドに着いたロッキーがタオルを投げ入れなかったことを悔やむ。
そしてロッキーが挑戦して勝つ。
あれで終わった試合だったが、その後の話があった。
邦題も「クリード炎の宿敵」と前作を引き継いでいる。
 ロッキーはフィラデルフィアで銅像にもなるチャンプとして有名になった。
ところがドラゴはどうしていたかというと
ロッキーに負けたことで評価が落ち、妻にも逃げられたようだ。
しかし、その息子ヴィクター(フローリア・ムンテアヌ)がアマチュアボクサーとして活躍するまでになった。
母はブリジット・ニールセンで、彼女が登場したときは驚いた。
かなりお年を召したようだが、その派手な顔立ちは変わっていなかった。
ドルフ・ラングレンも変わっていない。
「エクスペンタブルズ」でもややつまはじき的な存在だったが、スタローンとは共演してる。
でも今回は殺気漂う共演だった。
ボクシング映画は定番のストーリーで、お約束展開なのだが
わかっていても感動する。
今回もそうなってる。
最初の試合で負けて、次の試合に再起をかけるというのも定番。
でも脚本がうまい。
ドラゴのバックボーンもしっかり描いてる。
「ロッキー4」ではそのあたりは省かれていたが、今回はしっかりドラゴ親子の立場もわかる。
ブリジット・ニールセンがまたまたキーになってる。
ヴィクターは親に言われたまま戦うマシンで、まだ子供という感じ。
ドラゴのいうことをしっかり聞いてる。
一方、アドニスはロッキーのことを聞かない。
そのドラゴが、客席いいた母親がいなくなったことで急に気持ちが折れる。
このあたりの心情もよく描かれていて、単なるマシンではない弱さも出てる。
このあたりもグッときてしまった。
最後はそうなるとわかっても、「ロッキー」のラストを思い出すような感動シーンになってる。
ボクシングシーンもリアルで激しい。
思わず拳を握りしめてしまう。
まさにプロレス会場アリーナ席にいる感じだった。
でかい画面で見ないともったいない。
VFXが使われているようだが、どれがどうなのかわからないくらいうまい効果を出してる。
顔の腫れなど、そういうのに使われているんだろうな。
これで終わりというわけにはいかないだろう、というラスト。
ドラゴ親子はまた戦いを挑んできそうだし、
王者になったアドニスも、父親のように天狗になってしまうのかもしれない。
この作品は、もうスピンオフではなく「ロッキー」の新しい続編と言える。
















あらすじネタバレ




































「ロッキー4炎の友情」でロシアのアマチュアボクサー、ドラゴに敗れ
ロッキーの腕の中で死亡したアポロ・クリード。
その時タオルを投げ入れなかったことを悔やんだ。
そのアポロの弔い合戦として、ドラゴを打ち破ったロッキー。
それから30年。
アポロの息子アドニス・クリードはロッキーの指導のもと力をつけて
ついに世界チャンピオンになった。
アドニスは恋人のビアンカとも上手く行っており、ついに結婚をする。
母メアリーを二人で訪ねたときに、メアリーはビアンカが妊娠していることを知る。
そんなアドニスに、ロシアから挑戦状が届いた。
宿敵ドラゴの息子ヴィクターからだった。
ヴィクターは父親ゆずりのファイターで連戦連勝していた。
その男が突然アドニスに挑んできた。
ヴィクターの実力を見たロッキーは、アドニスに戦うなという。
しかし、父親の復讐もあるし、何より王者として逃げる訳にはいかない。
ロッキーにトレーナーを頼むが断られる。
そこでアポロジムのトレーナーに相談、試合を組むことになった。
 試合はヴィクターの圧倒的な破壊力の前にアドニスはなにもできないまま。
おまけに肋骨を折り、眼底骨折もする。
ダウンしかけたアドニスを殴ったことで反則勝ちを収めたが
アドニスは完全に敗北した。
そして気持ちも折れた。
 1年後、子供が生まれるが、依然としてアドニスのボクシングに対する恐怖は去っていなかった。
ロシアでヒーローとなったドラゴだったが、じつはそれまでは冷遇されていた。
アポロに勝ったとはいえ、ロッキーに敗れたドラゴは低迷していた。
さらに母親ルドミラにも疎遠となっていた。
ヴィクターはその虚しさから強いボクサーになっていたのだった。
 執拗に迫るドラゴ陣営。
このままではチャンプの返還もしなくてはならない。
精神的に立ち直ったアドニスは、改めてロッキーに指南する。
覚悟を決めたロッキーは、アドニスを砂漠の中にある”蛇の穴”に連れていく。
ここで自然相手に過酷なトレーニングが始まった。
 試合会場はロシア。
アウエーの会場での防衛戦は圧倒的に不利、さらにはオッズもヴィクターの勝ちとなっている。
アドニスのそばにはロッキーが立つ。
会場にはビアンカや母親メアリーも来ている。
ついに試合のゴングが鳴る。
パワーで押してくるヴィクターだったが、ロッキーとの練習で対策は考えてある。
さらにロッキーはドラゴの戦い方を知っているので、そのアドバイスも的確。
前回は2ラウンドでダウンしたが、今回はスエーバックや低い姿勢でのパンチを避けて
クリーンヒットはさせない。
ヴィクターはリーチが長くパンチも強烈だから、接近戦に持ち込む。
そしてアドニスのスピードのあるジャブとフック、さらに足で撹乱。
パンチを食うのはヴィクターの方だった。
そして初のダウンを奪う。
ドラゴは再度脇腹を狙うように指示。
これでまた肋骨を折る作戦だ。
思いボデイブローが決まり、肋骨にダメージを受けるアドニス。
しかしロッキーはカウンターを狙えと指示。
10ラウンド、
その作戦が当たり、ヴィクターをコーナー追い詰め、ラッシュをかける。
押されるヴィクターは客席にいた母親が席を立ったのを見る。
またしても母親に去られたヴィクターの心が折れる。
そのときドラゴがタオルを投げた。
ドラゴも非常な親ではなかった。
ロッキーができなかったことをやったのだ。
防衛に成功したアドニスを椅子から見上げるロッキー。
その背中には”クリード”と記してあるが、なぜか背は小さくなったように感じる。
 アメリカに帰ってきたアドニスはアポロの墓の前で報告をする。
一方、ロッキーは疎遠になっていた息子のロバートを訪ねる。


監督:スティーヴン・ケープル・Jr.

アドニス・クリード (マイケル・B・ジョーダン)
ロッキー・バルボア (シルヴェスター・スタローン)
ビアンカ (テッサ・トンプソン)
イワン・ドラゴ ( ドルフ・ラングレン)
ヴィクター・ドラゴ (フローリアン・ムンテアヌ)
メアリー・アン・クリード (フィリシア・ラシャド)
ダニー( アンドレ・ウォード)
リトル・デューク (ウッド・ハリス)
ルドミラ・ドラゴ (ブリジット・ニールセン)
ロバート・バルボア (マイロ・ヴィンティミリア)
















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