「ボルグ/マッケンロー」

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「ボルグ/マッケンロー」をロサで観る。
ついつい観忘れていたら最終週になっていた。
特にテニスに興味はないが、あまりに有名な二人のライバルを描くというなら観なくては。
スポーツ界にはどのゲームでも、こういうライバルがいる。
だから絵になる。
この二人のことはだれでも知っている。
ただテニスに興味がないのでライブで見たことはない。
さすがに最近は大坂ナオミや錦織圭の日本選手が活躍してるので
少しはテニスを見る機会が増えた。
でもルールはよくわからない。
昔少しテニスをしたことはあるが、試合としてはない。
どうしても軟弱なスポーツというイメージで、好きにはなれなかった。
おまけにヒザを悪くしそう。
この映画でも、テニスは紳士のスポーツと言っている。
だからある程度のお金持ちのスポーツらしい、
そういうとこも好きになれない部分ではある。
でも絵になるスポーツではある。
最近も「バトルオブセクシー」という作品があった。
これも70年代に実際にあった、男と女のテニスの試合。
そう男と女が同じフィールドで対戦できるというのも軟弱なスポーツだ。
でも大坂ナオミのサーブなんか見てると、男でも勝てないだろうなと思う。
 80年のウインブルドン
冷静なプレーで戦うビヨン・ボルグ(スヴェリン・グドナソン)と
悪童と言われるジョン・マッケンロー(シャイア・ラブーフ)の決勝戦が行われた。
対照的な二人の対戦はお互い一歩も譲らない白熱のゲームになる。
 映画は二人の生い立ちをシャッフルで織り込んでの構成になっている。
特段説明はないから、時々わからなくなるが
少年の頃の二人も、特徴を持ってるから間違うことはない。
特にボルグの子供時代は、実際にボルグの息子が演じてるらしい。
 スウエーデンの貴公子とも言えそうな、きっちりした性格のボルグは
何事にも神経質で、ガットの張り具合まで気にする。
ボルグに扮したのがスヴェリン・グドナソンで、ほんとよく似てる。
実際のボルグよりはるかにイケメンだ。
長髪が似合って、冷静な感じもよく出てる。
試合前には極度の緊張から吐いていたというエピソードもある。
この人、近く公開される「ドラゴンタトウの女」シリーズ第二弾来年公開「蜘蛛の巣を払う女」で
ダニエル・クレイグに変わってミカエルを演じるらしい。
スエーデン人なのでぴったりだ。
コーチには同じスウエーデン人のステラン・スカルスガルドというのがいいね。
若いころからボルグに目をつけて、ずーとコーチをしている。
その安定感がさすがにいい。
ボルグには婚約者がいて、老けたノオミ・ラパスなのかな、って思っていたが
ツヴァ・ノボトニーというスウエーデンの女優だった。
ウインブルドンの会場でも、二人がしっかり会場にいるのがわかるように描かれていて
この大会場シーンセットも素晴らしい。
 一方、暴言を吐いて観客からブーイングを浴びているのは悪童マッケンロー。
これがシャイア・ラウーフというのが驚き。
でもこれもよく似てる。
ラブーフのやんちゃな感じがそっくりだ。
ボルグとは対照的にマイペースで戦っているかのよう。
感情を表に出す分、ストレスがなくなるのかもしれない。
そういえばこの審判への暴言は、先の全米のセリ-ナの暴言にも似る。
アメリカ人だからこういう感情をストレートにぶつけるのだ。
その二人の試合は、まさに接戦、死闘。
その様子が丁寧に描かれる。
少し荒れた画面から、当時の様子がうまく出ている。
自分はこの試合を知らないから、試合会場にいる気になる。
 この試合に入るまでのイントロが、やや平凡に描かれるので盛り上がりが弱いのが残念かな。
でも38年前の試合をこうして最前列で見てるかのように感じられるのは映画ならではだ。








あらすじネタバレ



















テニス史上、最高のライバルとして語られるボルグとマッケンロー。
2人の対戦成績は7勝7敗で五分という結果となっており、まさに頂上対決。
更に、14回の対戦中13回が準決勝以上、
全試合において頂点同士の対決だったともいえる。
そんな2人の対戦期間は長い間続いたように見えて、
実はボルグの引退までの3年という短期間に過ぎず、
3年間で14回の対戦という凄まじい勢いの対決の構図となっていた。
76年、マッケンローがデビューした直後、
77年にボルグはランキング1位を獲得。
79年になると、もう一人の宿敵コナーズとボルグは激しいランキング争いを繰り広げたが、
79年7月からはボルグの頂点の時代に突入。
マッケンローもボルグにリードされ続けていた。
それまで両者の対決は、互いに勝ち負けを繰り返す形だったが、
79年から81年1月までボルグが実に5勝1敗という成績を収め、
互角の2人には一時ボルグがかなり優勢だった時期があった。
その後81年に入り逆転。
ボルグ引退前の最後の3戦はいずれもマッケンローの勝利であり、
テニス界はマッケンロー頂点の時代へ突入する。
 80年のウィンブルドン決勝。
2人はグランドスラムでは4回対戦しているが、
ウィンブルドンとUSオープンで行われた対戦はいずれも決勝であり、
どれもが名勝負。
80年のウィンブルドン決勝(本映画の舞台)は
その中でも、テニス史上最高の試合のひとつと言われ、
3時間55分にも及ぶ戦いは 今なお伝説の試合として語られる。
当時、それぞれのプレースタイルに加えて、
〈長髪にヘアバンド〉〈冷静沈着でイケメン〉なボルグと、
〈審判への暴言〉〈ラケット投付け&つば吐き〉と荒々しい、
ヒールの様なマッケンローのキャラクターの真逆さが大きな話題となり、
この80年のウィンブルドン決勝は世界中から大きな注目を浴びた。
翌年81年のウィンブルドン決勝では、
同じくボルグとマッケンローの対決となり、
今度はマッケンローが前年の雪辱は果たす形で優勝。
ボルグのウィンブルドン6連覇を阻止した。
 グランドスラムでボルグがマッケンローに勝利したのはこの試合のみであり、
グランドスラムでの対戦成績はマッケンローが3勝1敗でボルグに勝利している。
その後、ボルグは83年に26歳という若さで現役引退を発表。
後にボルグは87年に、マッケンローは99年に
それぞれ国際テニス殿堂入りを果たしている。


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