「ボブという名の猫」

 
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「ボブという名の猫」観ました。
「幸せのハイタッチ」という副題がついてるが、気持ちわる~。
やっぱり猫や犬が出る物語には魅せられる。
犬の名作は数あれど、猫では少ない。
昔「ハリーとトント」があったが、それくらいしか浮かばない。
「3匹荒野を行く」というのもあったが、こういうのは涙腺緩みっぱなし。
日本では残酷な「子猫物語」があったが、チャトラン何匹殺したんだっけ?
だいたい猫は自由なので、人間になついてくれない。
だからこの映画のようになついてくれると、それは頬が緩みっぱなしになる。
とくに猫好き女性にはウケそう。
このモフモフ感はかわいい。
イギリス映画なので、あのキャサリン妃もフアンという触れ込み。
ちょうど水曜レディスデイだったせいもあって、混んでいた。
 ロンドン。
ここでストリートミュージシャンをしているジェームズ(ルーク・トレッダウエイ)は
ホームレスで金もなく、薬物依存という どん底の生活。
なんとか更生しようとして、カウンセラー(ジョアンヌ・フロガット)からアドバイスを受けている。
イギリスは日本よりも福祉がいいようで、この青年にもアパートを提供してくれる。
ジャンキーを犯罪者として隔離見捨てるような日本とは違う。
税金が高いようだが、こういう風に使ってくれるのは納得。
まあ、真面目に働いている人にとっては眉をしかめるけどね。
しかし条件は定期的にカウンセラーに会い、薬を処方してもらうことだった。
ようやく人間らしい生活になった夜、野良猫が侵入してきた。
なぜかジェームズになついてきた。
この猫に「ボブ」という名をつける。
ある日、怪我をして帰ってきたボブを福祉動物病院に連れて行く。
こういうふうにイギリスは動物にも優しい。
ところが薬代が22ポンドもかかってしまった。
なけなしの金を使って、明日の飯代がなくなった。
それでもなついてくるボブに優しくしてると、ボブはジェームズから片時も離れなくなる。
ストリートで歌うと猫がいるからチップが面白いように入ってくる。
ハイタッチなんかもお得意。
これはかわいい。
しだいにゆとりが出てきて、近所の彼女ベティ(ルタ・ゲドミンタス)とも仲良くなる。
だがあるときストリートでもめて、路上ライブが禁止になる。
さらにベティに薬物依存のことが知れる。
父親を訪ねても、新しい妻はジャンキーのジェームズを嫌っている。
新しい人生を始めるには薬物依存から完全に脱しなければならない。
そんなとき、SNSで評判になっていることで、出版社がジェームズに声をかけてきた。
 どん底生活の青年が、野良猫を拾ったことから、新しい人生が開けるという
まさにおとぎ話のようなお話。
猫の恩返し。
でもこれが実話というからおもしろい。
ちょっと出来過ぎの感があり、後半のあたりはなくても良かったし、いやらしい。
ああよかったね、という話はしらける。
出版のことはテロップだけでも良かった。
だいたい観てる我々には十分わかってる。
監督はあのロジャー・スポイスウッドなので、ここまで親切でなくても良い。
 物語はともかく、ボブがすばらしい。
主演の俳優陣を完全に食っている。
このボブは本物のボブで、まさに当人が演じてる。
アップにも耐えるし、表情もすばらしい。
とても初主演とは思えない貫禄。
こういう猫の前では一流の俳優でも太刀打ちできない。
まさにボブのためのボブの映画と言える。
人間でなくネコ目線で描いているのは好感が持てる。
こういう招き猫は心やさしき人の元に降りてきた天使だろう。




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