食べて、祈って、恋をして
「食べて、祈って、恋をして」をFS汐留のソニー試写に行ってきた。
公開は9月17日からだが、一足早い完成披露らしい。
来週には六本木でジュリア・ロバーツ初来日のプレミア試写があり、
そちらにも行けたが、用事があった。おまけに再度の試写案内も来てる。
相当、力はいっているねソニー。あ、これ前売券も買っていた・・・
新橋にある汐留試写室は音響もよく、イスも気持ちがよくて広い。
そのためかマスコミ試写なのに満席だった。
映画ははっきりいって長い。2時間20分。もう少しカットできたのではないか?
全世界で700万部というヒット本を映画化し、
多くのエピソードを3章にわたってまとめたもののようだが、ちょっとだれる。
NYで活躍するジャーナリストのエリザベス・ギルバートは離婚し、若い恋人とも
うまく行かず、イタリアとインドとバリに1年間旅をして、自分を見つめ直す話。
正直、勝手にしてくれ、という感想なのだが、これが意外におもしろい。
でも、そうなるだろうな、という流れがあるから、ここまでしつこく描かなくとも、となる。
スピリチュアとかパワースポットというのが流行っているけど、
そういうブーム的にはぴたりの映画かもしれない。
でも、男子が見てもあまり共感できないかな。
この主人公に共感できない。
つまり、わがままなのだ。夫も恋人もぜんぜん悪くない。しごくまともな相手だ。
ただ、このリズがおかしい。本人は恋愛依存症とかいうけど、
要は自分の思う通り以上に相手がないとがまんできないようだ。
これは困りもの。どうしようもない。
傍からみたらわがままそのもの。
でも行動力と思いっきりがあるから、感じがいい。
友人もできやすい。非常に得な性格だ。
おかげで行く先々で友人に恵まれる。でも恋人となるとこれが難しい。
だいたい相手を思う気持ちがなさそうだ。
それを克服というかブレイクスルー的に海外逃亡する。
おかげで1年かけ精神的に調和をもたらす。
つまり相手を思う気持ちができるのだ。
だいたい、どういう生活してたんだ?と突っ込みたくなる。
そこで出会った運命の人。と、まあ、映画は都合よくいく。
実際、リズはその運命の人とNYで今も暮らしているというから、
ご勝手にというわけだが、そいいうのを、延々見せられる方は、
いいかげんにせい!となる。
ま、女子ならばこういうのに共感できるかもしれないが、
勝手にふられる男子相手は可哀そうだ。
その思いやりの気持ちがまったくないのも可愛くない。
しかし、こういうことをあからさまにできる女子は凄いね。
ネタになれば親でも売る、わけだ。
ジュリア・ロバーツが魅力的。
最近、いい役がないなあ、と思っていたが、「エリン・ブロコビッチ」以来のいい役かも。
それほど起伏にとんだリズという女性を自然に演じきっている。
ローマでの食べっぷりや勤勉さは見習いたい。
イタリアとアメリカの違いも、こうして描かれると納得。
日本人もアメリカナイズ以上なので、この精神にはあこがれる。
同じアジアとしてインドやバリは、アメリカ人が描く世界とは違うだろうが、
自然との共存はバリやインドに学ぶべきところは多いかも。
しかし、生活感のないリズだからこそできることなので、よい子はマネしないほうがいい。
せいぜいバリのサーファーもどきあんちゃんに騙されるのがオチだ。
ハビエル・バルデムとのやりとりも、なんだか危うい感じがするが、
実生活はその後も、いまのとこ幸せというから、占いどおりにうまくいってるらしい。
この映画で一番ぐっときたのは、リチャード・ジェンキンス。
さすがにうまい。セリフだけで泣かせる。
まだまだJロバーツは達していない。だいたい顔が大つくりなのに、涙が小さい。
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