リトルミスサンシャイン

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 今年も押し迫り、見納めの作品になりそう。ということで、池袋のシネリーブルで「リトルミスサンシャイン」を観る。
 この作品はアメリカでは小粒ながら、大ヒットした映画。しかし、日本では渋谷のシネクイントとかいう映画館でしかやっていなかった。でも、評判がいいのか、池袋でも上映し始めた。渋谷なら行かなかったが、リーブルならOK。早速前売りをパルコで買う。なんと券は黄色のVWバスの形をしている珍しいもの。前売券コレクターとしては、こちらもめっけもの。
 けっこう人が多い。リーブルでこんなに混んでいるのは珍しいぞ。ここは整理券式なので、好きなところにいける。狭い映画館で指定席をされると、前に座高人がくるとえらいめにあう。
 いい映画だ。おかしいが、こういう家族はいるし、こういうシチュエーションもアメリカならでは。日本でもこんな家族映画はあるが、暗い。それに物語の持っていきかたが、お涙頂戴になってしまう。安湿っぽくていただけない。ちょうど家庭をテーマにした邦画の予告編をやっていたが、韓国映画と同じお約束の展開で、予告編だけで十分というものだった。
 「ミスサンシャイン」はアメリカらしく家族のあり方をケレン味なく出す。やることなすこと運がなく、全員”負け組”のようだ。昨年か、日本でも勝ち組負け組みなんて言われたが、気持ちの悪いことばだ。なにを基準にそういってるのか、品性を疑う。アメリカでもそんな言葉があるのか驚きだが、アメリカならよりいえるのかもしれない。だからアメリカンドリームがある。
 コンテストを目指して走るが、これもひょっとしてドリームを期待したのだろう。でも、そこに至るまでに、家族が徐々につながっていく様は泣ける。おかしいけど泣ける。不思議な魅力がある映画だった。ロードムービーはたくさんあるが、また印象深い作品に出会えた。
 映画の中でグランパが「挑戦しないやつが負け組みだ」なんていってたが、この作品の趣旨でもあろう。はっとさせられる言葉だ。オリーブの行動に活かされている。
 キャラも際立って、グランパのAアーキンがいい。愛すべき頑固じじいだ。いとこのSカレルもゲイの研究者という「40歳の童貞男」に匹敵するあぶなっかしいキャラが似合う。Tコレットも「インハーシューズ」のブス姉のその後という感じで、説得力ある。みんなうまいなあ。

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