藤井龍二の馬耳映風

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zoom RSS 「ザ・ダンサー」

<<   作成日時 : 2017/06/15 14:10   >>

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「ザ・ダンサー」を観る。
特段観たかったわけではないが、他の観たい作品にタイミングが合わず
まあこれならいいかと選んだもの。
ダンスなんて興味はないが、19世紀のパリという点と
ジョニーデップの娘が出るという点で興味があった。
でも観て収穫はあった。
なにせこの19世紀のパリで活躍した前衛的ダンサー、ロイ・フラーの
ことを知ったという点でも観てよかった。
 19世紀末ベル・エポックのパリといえば、多くの芸術が花開いた時で
有名な画家のロートレックやゴッホ、ルノアール、ゴーギャン、ピカソなどが
パリのカフェや酒場で語り合っていた時代。
藤田もこのころにパリにいたのかな。
このあとエコール・ド・パリという時代になる。
ウディアレンの傑作「ミッドナイト・イン・パリ」もこのころの時代だった。
映画の中でも日本の踊りが取り上げられている。
このころジャポニズムがパリを席巻していたからで
ゴッホなども日本の浮世絵に感化され、ルノアールは庭園まで作ってしまった。
 そんな時代の少し前の19世紀末、
舞台はおフランスではなくアメリカNYだった。
ここで舞台女優を夢見るロイ・フラー(ソーコ)はある舞台の端役で出た際
ぶかぶかのスカートが落ちそうになって、あわてて即興で舞ったことで喝采を浴びる。
おおきな布を使ったダンスが評判になったが、すぐに皆が真似るようになった。
彼女の才能を見抜いたドルセー伯爵(ギャスパー・ウリエル)は彼女に支援をするようになる。
 ソーコという女優は初めて観た。
この人おフランスでは人気の歌手だそうだ。
日本なら・・・浜崎あゆみかな。よくわからないが。
でも浜崎あゆみは最近森三中の黒沢千手観音かずこになったそうなので、違うか。
だいたいそんな裸見たくはないな。
ソーコは美人ではないがなんとなく東洋の感じもするエキゾチックな顔。
その顔は本物のロイ・フラーにそっくりだった。
にやけた伯爵にはギャスパー・ウリエル。
この人もどこかで見たな。
そうだ「たかが世界の終わり」の主人公の青年だ。
こういう感じになると全然面影がない。
でも病的な雰囲気はよくあってる。
 ロイフラーは伯爵の愛人的になるのだが、NYでは自分のダンスは評価されないと思い
伯爵に黙って金を持ち、船で単身パリに渡る。
パリでは彼女の斬新なダンスは評判となって、ついにはオペラ座での公演も決まる。
有名になっていくロイ・フラーだったが、このダンスは体力がいる。
なにせおおきな布をかぶって竹の棒で広げて踊る。
まるで紅白の小林幸子のパフォーマンスのよう。
おまけに照明まで凝っており、フラッシュもあって熱と光と過激な運動で
たちまち体力が持たなくなる。
特に肩に炎症ができるほどで、氷で冷やさなければならない。
これはまさにレスラーの試合後のアイイングと同じ。
腕の筋肉をつけるために筋トレする姿も描かれる。
当時のマシンはこんなミシンみたいなものだったんだ。
そして強烈な照明をもろに浴びるため、視力も悪くなる。
 舞台を派手にするため何人かの弟子を集めて合宿などもやっていた。
そんななかに、アメリカから一人の若いダンサーが加わる。
彼女はイサドラ・ダンカン(リリー・ローズ・デップ)といい
他のダンサーとは違う個性的な才能を持っていた。
彼女も前衛的なダンスを目指しており、ギリシア風のコスチュームで
裸足になり、肌もあらわにして妖艶に踊るパフォーマーだった。
ロイはイサドラを共演者にしようとするが、個性的な二人の天才はうまく交わらないのが常。
 リリー・ローズ・デップって
ユリとバラという花が二つも付く名前がすごい。
ジョニー・デップとバレッサ・バラディの娘ということで
どういう女の子かと思ったら、なかなか美しいし、光るものがある。
ややとうが立ってきた感じのソーコに比べ、16歳ということもあるが瑞々しい。
そういえばソーコはどうかするとヘレム・ボナム・カーターにも似てて
ジョニー・デップとの共演が多いから妙な感じもした。
このリリー・ローズ・デップはもうすぐ公開の「プラネタリウム」で
ナタリー・ポートマンの妹役で出るという。
これからが楽しみな女優だ。
 19世紀のパリということで、その街並みや風俗など期待したのだが
あまりそういうシーンはない。
ほかの芸術家との関係も見たかったかな。
さらにロイとイサドラと関係もややあっさりで、もう少しライバル的なものがあっても良かったかな。
実際、ロイはイサドラのために支援をしたというから、せっかくの関係があっさりしすぎた。
でもソーコはフルヌードもやってがんばってた。
モダンダンスという画期的な芸術を開拓したロイは
のちのココ・シャネルにも通じる開拓者だ。
こういうことがわかるのも映画ならでは。







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