藤井龍二の馬耳映風

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zoom RSS 「ノー・エスケープ」

<<   作成日時 : 2017/05/31 00:34   >>

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「ノー・エスケープ」をシャンテで観る。
なかなか行く機会がなくようやく。
 アルフォンソ・キュアロンの作品かと思ってたら
その息子で「ゼロ・グラビティ」では共同脚本を手がけたホナス・キュアロンが
監督だった。どうりで画面が単調だと思った。
それでもヒリヒリする感覚や追われる心理などうまく表現されてる。
原題は「DESIERTO」でスペイン語で「砂漠」のようだが
英語なら「 Desert」の砂漠という意味のほか、
見捨てるとか罰という意味もある。
たしかにどの意味もこの作品にあっている。
砂漠が生死を分ける。
お菓子は「Dessert」。
sがあるかないかでえらく違う。
sがないとザラザラしたパサパサのお菓子のようだね。
 「ノーエスケイプ」という94年のマーチン・キャンベル監督
レイ・リオッタ主演の孤島からの脱出劇があったが、それとは違う。
ここは「砂漠」というタイトルが似合う。
 「ゼロ・グラビティ」では宇宙空間でのサバイバルだった。
こんどは土漠でのサバイバル、とよく似たシチュエーション。
おまけに登場人物は2−3人なので雰囲気も似てる。
ダニー・ボイルでJフランコの「127時間」の緊張感と
スピルバーグの「激突」をも想い起すような構成。
 ときあたかもトランプ大統領がメキシコとの国境に壁を築こうとしてる。
そんな移民流入の最前線を扱った作品でタイムリー。
この狙撃者はトランプで、メキシコ人の流入を阻止しようとしてる。
銃はまさに壁だ。
  メキシコ人15人がアメリカとの国境地帯で不法に入国しようとしていた。
しかしトラックがエンストして、15人は徒歩で国境を越すことに。
人目に付かぬように砂漠を横断しようとする。
鉄条網だけの簡素な国境を越すと、そこは乾燥した荒野。
普通ならパトロールに見つからなければなんとかたどり着くことはできる。
ところがここに一人のハンターがいた。
 アメリカに息子がいるモウセス(ガエル・ガルシア・ベルナル)らは乾いた砂漠を歩いていた。
しかし先頭を行く男たちと差がついてしまった。
そんなとき丘から銃声が響き、10人があっというまに狙撃される。
あわてて引き返すモウセスたちだが、その男サム(ジェフリー・ディーン・モーガン)と
忠実で凶暴な犬トラッカーが執拗に追ってくる。
あるものは犬に噛み殺され、あるものは狙撃される。
その腕前は正確で、遠くからでも確実にヒットする。
やがてモウセスと女アデル(アロンドラ・イダルゴ)の二人だけになってしまう。
果たして二人は狙撃手から逃れられるのか。
 乾きが襲う。
ちょうど一日中外にいたし、暑かったせいもあって喉も渇いていた。
そんなときにこういう映画だからよけいに乾く。
 どこからともなく狙撃手の銃弾が飛んでくる怖さ。
さらには執拗な追跡。
反撃をするがそううまくいかない。
この広大な砂漠の中で、よく相手を見つけられるものだと感心するくらい。
なかでもシェパードのトラッカーがいい。
男の合図で忠実に獲物を追い詰める。
可愛いが、狂犬だ。
かわいそうなことにもなるのだが、
これってトランプに忠実な安倍首相のようでもある。
なんだか今の政権ではこのトラッカーのような運命になるかもしれないな。
単純な構成なのでいろいろなものに見えるのがおもしろいところだ。
 最後はちょっとやるせない。
無慈悲な狙撃手をこうしたのはやむを得ないが、なにか他の方法もあったのではと思う。


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