藤井龍二の馬耳映風

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zoom RSS 「バーニング・オーシャン」

<<   作成日時 : 2017/04/27 02:20   >>

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「バーニング・オーシャン」をスカラ座で観る。
こういう作品はでかい画面で観たい。
すごすぎる。
全編火の海だ。
しかしアップが多いし暗い中なので、どうなってるかよくわからないのがもったいない。
でもこれが危機感をあおって釘付けだ。
この油田事故の記憶は新しい。
海鳥が油まみれの様子が映像として脳裏に焼き付いている。
正直もっと昔の事故かとおもったら、まだ7年前だった。
それをドキュメント風に描くから、その現場にいる思いがする。
雨のように降る鉄骨の破片が脅威だ。
主人公などいないが、マーク・ウォルバーグが市井の技術者として逃げ惑う。
ヒーローではない、ただ家族のために生き延びたいだけだ。
2010年4月20日。
メキシコ湾に浮かぶBP社の石油掘削施設「ディープウォーター・ホライズン」。
電気技師のマイク(マーク・ウォルバーグ)は、愛する妻(ケイト・ハドソン)や
子供に後ろ髪を引かれつつ、3週間の別れをして、
ヘリでディープウォーター・ホライゾンへと向かう。
ところが現場では設備のトラブルやテストの不備など、不安要素が多かった。
上司のジミー(カート・ラッセル)がBP社の管理職ヴィドリン(ジョン・マルコビッチ)に抗議をするが
利益優先のため経費削減ということで安全テストもしないままだった。
それでもしぶしぶテストをするのだが、計器の故障だろう、として発掘を急がせる。
しかし海底では天然ガスの圧力が高まっており、
5500m掘削パイプから大量の原油が吹き出す。
さらに天然ガスがもれて、施設が大爆発を引き起こし、
ディ−プウオーター・ホライズンは火の城のようになる。
 この事故はまさに人災の典型的災害だ。
福島原発も根拠のない安全神話で起こった人災とも言える。
事故は往々に楽観的解釈で起こる。
この事故でメキシコ湾に流れた原油は約78万キロリットル(490万バレル)で
91年の湾岸戦争(推計600万バレルとも)に次ぐ規模という。
アラスカで起こったタンカー事故でも4万キロリットルというから、とんでもない量だ。
しかし、そこにいた作業員126名のうち11名しか死亡しなかったというから
こんな事故としては少ない。
画面では全員死亡のような災害だが、実際には脱出できる余裕はあったようだ。
その生き延びた人の事故調査委員会の様子がうかがえるし
亡くなった11人の写真も出てくる。
ところが肝心のBP社の責任とかその後の環境破壊などには触れていない。
責任者は起訴されたが無罪などのテロップだけだ。
この事故のその後が知りたいものだ。
そういうことこそこういう大事故の教訓にもなる。
「ハドソン川の奇跡」でも重点はそこだった。
どうせなら、事故の迫力もさることながら事故の責任の所在など社会性も欲しかった。
それにしても、監督のピーター・バーグは精力的だ。
もうすぐ同じマーク・ウォルバーグでの「パトリオット・デイ」も公開するから
2016年に2本も撮ってるなんて、すごすぎる。




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