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新宿シネマスクエアで「エグザイル」を観る。 最初どこかの音楽グループの記録映画かと間違えていた。 ウエブなんかでジョニー・トーの作品と知った。 これならば行かねばなるまいと、今年最後の映画にでかけた。 新宿の歌舞伎町にある映画館だが、トイメンの日本で一番いい映画館と思っていた、 新宿プラザが閉館していた。コマ劇場の閉館もあって11月で幕を閉じたが、 おしい映画館がなくなったものである。合掌。 さて、評判がいいと聞いていたし、 「エレクション」で気になっていたJトーの作品。 独特のカッコ付けが香港ノワールのテイストを持っている。 期待していた。 しかし、ん?なんだかへんだ。 これはコントなのかと思わせるほど安っぽいではないか。 たしかにジョン・ウーの「男たちの挽歌」にも似た味わいなんだが、 あれ以上にむちゃくちゃな設定だ。 夜のマカオのいい雰囲気はあるが、なんでこんなに安っぽいの。 オープニングはなかなかいいけど、だんだんおかしな雰囲気。 緊張感はまるでないし、ガンファイトも空回りだ。これがJトーなのか。 突っ込みどころ満載なのはいいけど、ぜんぜん計算されいないイージーな構成に だんだん飽きてくる。これだけドンパチやって誰も出てこない。 当人たちが楽しんで作ったらしいけど、このひどさはなんなんだ。 香港ノワールのいいところがでているにもかかわらず、どこか空回りで お芝居になっている。 Jウーを意識した立ち回りはいいけど、あまりにウソっぽいので、 かっこよさより、お笑いになってしまった。これでいいのか? せっかく個性的な役者が出てるのに、活かされていないのもおしい。 まあ、このひとに人間性を描くなんていうのがおかしいが、 「エレクション」で魅せた新しい香港スタイルはどこか行ってしまったのはおしい。 この映画は「リベリオン」のようなものと思ってみればそれなりに楽しめる。 |
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